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...
まさかのまさかもう存在すら忘れかけていた臣さんが真横に立ってた。
「ごめん。脅かした?てか、めっちゃうまそう」
『いえ、お、おかえりなさい。あの、食べます??』
私のおどおどっぷりにクスッと笑った臣さん。
「いや、もう少しで会食に出かけないといけないから」
『...いつもお疲れ様です。』
ペコっと頭を下げた私に「ありがとう」そう言って臣さんはスーパーの袋を抱えて冷蔵庫を開けた
私が勝手に買ってきた食材をジーと眺めてそのまま顔を横に向けた
「Aさん、俺、金渡したっけ?」
『お金?お金は所持金で出しましたけど?』
「ごめんごめん。これからはこれ、勝手に使っていいから」
スーツの胸内ポケットから取り出された一枚の黒光りしてるカードをキッチンに置いた臣さん。
『あの〜私の食べてる物ですし...逆に光熱費はいつ支払い日ですかね??』
「ん?」
『私もバイトして収入は少なからずあるので光熱費を支払いしようと思いまして...』
一瞬時が止まった様に固まった臣さん
「バイト?」
『...はい』
「いや、バイトなんてしなくていいよ」
『ですけど...』
少し怖い顔になった臣さんは私へとズンズン近づいた。
あ〜勝手なことをしたから殴られちゃう
そう思って全身に力をいれて無意識に顔をうでで覆った。
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ユキ(プロフ) - 青空さん» 応援します😀❤ (1月23日 7時) (レス) id: 112f60438c (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 青空さん» 作者様のペースで更新楽しみにしております。 (2022年5月6日 23時) (レス) id: cb68aa1da2 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - むぅさん» コメントありがとうございます!!更新遅めですがこの後の展開お楽しみに(^^) (2022年5月6日 17時) (レス) id: a8e20d944f (このIDを非表示/違反報告)
むぅ(プロフ) - 初めまして。ストーリーを読ませて貰ってます。登坂さんとの今後の生活関係、契約期間が終わったらどうなるのか?ご実家との関係の展開も楽しみにおります(*⁰▿⁰*) (2022年4月29日 14時) (レス) id: cb68aa1da2 (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - まゆさん» こちらの配慮が足りませんでしたね!お話読んでもらえて嬉しいです。今後ともよろしくお願いしますねっ‼︎ (2022年4月23日 23時) (レス) @page12 id: af434e92c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:青空 | 作成日時:2022年4月23日 19時