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右隣に座る健二郎を軽く肘で突っつく
振り返った健二郎に小声で聞くと

『さっきの何よ!』

「知るか!」

小声でやりとりする私たち

『あの間は何?わたしなんかした?』

「だから知らんってゆってるやろ!」





「ん?どうした?」

健二郎の右隣に座る登坂さんが
私たちのやりとりに突っ込む


『「何も無い」です!』

ハモる私と健二郎を見て
「仲良いよね、健二郎くんと七瀬さん」
クックックと笑う登坂さん

「そーや、こいつは俺の親友やから!なぁ?」

馴れ馴れしく私の肩を抱く健二郎の腕を振り解く

「嫌がってるじゃん」

私たちのやりとりが可笑しくてたまらないみたいでずっと笑ってる登坂さんは

「健二郎くんちょっと席代わって」

強引に健二郎を引っ張って
私と健二郎の間に座った


不思議と登坂さんが横に座ると近く感じる



そして横に座った登坂さんの香水の香り
......たまらん、何、このいい香りは


待って。私変態?



「なんやA!臣ちゃんが横にすわった途端、顔赤らめて。俺は嫌なんか??」

登坂さんはアハハって笑いながら
"まぁまぁ"なんて言いながら健二郎の肩を叩く


『酔ってるだけよ』

.....顔が赤いのはきっとお酒のせい


「飲みすぎた?」

私の顔を覗き込む登坂さん
こんなに近くで顔をまじまじ見た事なくて
綺麗すぎる顔に驚いた

『登坂さん....すごい綺麗ですね』

思わず口走って慌てて口を押さえる

「今更何言ってるん?そんなん当たり前やろ!」

登坂さんからひょっこりした健二郎が
笑いながら腕を伸ばして私の肩をパチンと叩いた

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shirey(プロフ) - ひゃあああ(//∇//) (2021年2月7日 1時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - まさかの展開、、悪いなあの子、、 (2021年2月6日 14時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)
青空(プロフ) - shireyさん» わぁ〜嬉しいお言葉です(^^) (2021年2月4日 21時) (レス) id: 3afe052615 (このIDを非表示/違反報告)
shirey(プロフ) - この感じいいですね( ̄▽ ̄)展開が楽しみです! (2021年2月4日 21時) (レス) id: eae9c1c1ca (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:青空 | 作成日時:2021年2月2日 11時

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