魔女の使い魔[ネロ]

1話★ ページ2

ネロside


『ネロ！』

ネロ 「ん？どうしたの？え…人間になったら疲れるでしょ！大丈夫？」

『大丈夫だよ！』

ネロ 「あはは…疲れて倒れたりしないでよ？」

『倒れたりしないよ！』


大丈夫には見えないんだけど…前に大変なことになったし…無理するのはやめてほしい…心配だし…倒れても困る…僕って過保護かなぁ？


『へへっ！お買い物行きたかったの！一緒に行こう？』

ネロ 「うーん…いいよ…」

『やったー！』

〜ショッピングモール〜

『ねぇ！あれ買ってもいい！？』

ネロ 「いいよ〜」

『ねぇねぇ！これ似合ってる！？』

ネロ 「可愛いね！」

あ〜可愛いなぁ…

みんなには秘密だけど…

レオ 「お！ネロ！」

ネロ 「えっ！？先生！？」

レオ 「こいつ…誰だ？」

『こんにちは！ネロの使い魔のAです！』

レオ 「よろしくな！ネロ…」

ネロ 「どうしたんですか？」


なんか嫌な予感がするな…このまま学校に来て怖い授業をするとか…ここで怖い話するとか…暗いところで怖い話するとか…


レオ 「ネロの彼女か？」

ネロ 「ち、違いますよ！//////」

レオ 「こいつ、学校に来ないのか？」

ネロ 「猫ですよ！？学校にこれるわけないじゃないですか！」

レオ 「そうか…」

ネロ 「そんなに残念ですか！？」

レオ 「いや、怖い授業をしてやろうかと…」

ネロ 「ダメですよ！」

レオ 「そうか…」

ネロ 「っていうか先生彼女いるんですか！？」

レオ 「いるぞ！結婚もしてるし子供もいる！」

ネロ 「そうなんですか…」


あ、そういえば彼女いましたね…なんて言ったら先生が可哀想だから言わないでおこう…結婚は知らなかったけど…


『えっ！？学校行きたい！』

ネロ 「ダメだよ！」

レオ 「じゃあ、一日来てみたらどうだ？」

『行きます！』

ネロ 「もう…」

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