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離して。 ページ5
神様、と呼んでしまった。
彼だけならよかったかもしれないけれど、そこはお昼時の食堂で。
とっさに口を抑えたけれど、みんな私を見ていた。
ほとんどの人は、少し不審感を顔に出すだけだったけれど、彼女だけは違った。
「どういう、こと…?」
あぁ、あのとき少し言い過ぎてしまったようだ。
汗が吹き出る。神様は面倒くさそうにため息をついた。
「イソップくんが、神様って、どういうこと…?」
「…聞き間違いでは?僕はこれで。」
神様は行ってしまった。なら私もなかったことにして退散しよう。
「待って!」
そう出された手を「離してください」と言って振り払って、その場から足早に去った。
彼女はなにかに耐えるような表情をしていたけれど、彼女が悲しもうが今はどうでもいいの。
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たまごさん(プロフ) - イソップ･カールがある死体に移したのは記憶です。残った魂はどこに行ったのでしょうね。 (2020年4月20日 17時) (
レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごさん | 作成日時：2020年4月20日 17時
