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礼にも気をつけて。 ページ2
ある日私が来たのは、私が眠っていた墓。
…どうして、今は亡き者に愛情を注ぐのでしょう?
そんなことをしている暇があるのなら、私を、私だけを愛してくださいよ、イライ。
墓を手に持ったつるはしで、思い切り壊した。
「…エミリーさん、悲しんでましたよ。」
神様はそう言った。
「私も、自分が最大の敵だとは思ってなかったですよ。」
呆れたように笑うと、神様は嫌そうに端正な顔の眉間に皺を寄せた。
「貴方の魂を別の個体に移さなければよかった。そしたら、」
生者のように笑わずに済んだのに。
…神様は生きた人間があんまり好きじゃないらしい。
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たまごさん(プロフ) - イソップ･カールがある死体に移したのは記憶です。残った魂はどこに行ったのでしょうね。 (2020年4月20日 17時) (
レス) id: e187441fa2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たまごさん | 作成日時：2020年4月20日 17時
