4話！ ページ5
貴女side
学校到着…
「あーあ、着いちゃった…」
「学校めんどくさいのはおまえだけじゃねーよ。」
「いっくんもめんどくさい？」
「まーな。朝、まだ寝ていたいって思うこともあるしな。」
「じゃあ今度、いっくんも学校サボろうよ。」
「いやいや、俺はおまえをつれて来んのが仕事だからな。」
「えー、そんなのいーよ！」
ざわざわ…
「いっくん…クラス分け一緒に見に行ってください。」
うー…こんな人混みに1人で飛び込む勇気ないよ…
「相変わらず学校では敬語なんだなー」
そりゃあね!?
「ｺｸｯ」
「いーよ、行こ」
いっくん神！イケメン！好き！
(友達·お兄ちゃんとして)
「おい 風丸〜」
あ…いっくんの仲良しいっぱい来たよ
「おはよう。」
「おはよ。」
「おまえ何組？」
「これから見に行くところ」
「あっ、おはよ。風舞さん。」
まって、こっちにまで声かけないで…
「ﾍﾟｺｯ」
「やっぱ、風丸としか話してくれないかぁ〜」
もちろん！いっくん優しいからね！
「おまえ、俺にはいろいろ言うじゃん。こいつらにもふつーに話せば大丈夫だぞ？」
無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理！
死んでも無理です！
「ﾌﾙﾌﾙ」
｢まぁ、頑張ってならせばいいか！｣
慣らす気ないけど！まぁ いっくんは私の為を思って言ってるし…ね？
「ｺｸｯ」
「って言うか俺らクラス分けを見に行こうとしてたじゃん！」
忘れられていた…だと!?
「ｺｸｯ」
「早く行こーぜ！」
あの…話し込んでたのそっちだよね？
「ｺｸｯ」
テクテク
4組か… いっくんは??
「俺 4組だ。おまえは？ 」
一緒だ!!!やったぁーー!
「同じ…」
「よっしゃ！」
「うん…」
「教室行こうか」
教室行きたくないよ…
ｶﾞﾗﾂ
いっくんは私と違って人気者だなー
自慢の幼馴染みだよ。
「おはよう」
「おはよう！」
「風丸〜！今年も同クラじゃん！」
「お、よろしくな！」
「よろしく！」
「よろしくなっ！」
「今年も隣の席スタートだな！」
そうなの。カゼマルとカゼマイだからクラス同じだと私の後ろがいっくんになるんだ。まぁ、いっくん近いと心強いから私は嬉しいよ！
「うん…」
「相変わらず元気ないなぁ…」
「風丸！」
「なぁ ｣
人気者いっくんは友達に囲まれてる
私は本を読むから…
「おい、何読んでんの？」
「本…？」
「なんていう本か聞いてんの」
「ごめん…」
ーーー
きり悪いけど字数問題で次行きます
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作者名：ベジタブル | 作成日時：2018年9月2日 1時
