ﾎﾟｹﾄﾚがﾌﾞﾗｯｸ本丸にﾄﾘｯﾌﾟした【刀剣×携帯獣】

part 11 ページ12

幸いなことに三日月に切られた傷はそこまで深く無く

内臓や背骨脊髄に異常はなかった



そしてAの治療を終え

加州と薬研はみんなを大広間に集めて話し合いをした




この本丸に残っていて動けるものは



三日月宗近
小狐丸
石切丸
今剣
大和守安定
和泉守兼定
一期一振
鯰尾藤四郎
膝丸
明石国行
燭台切光忠
歌仙兼定
へし切長谷部
小夜左文字
鶴丸国永



この本丸にいる半分にも満たない

動けると言っても大半が軽傷か中傷で怪我をしている




そしてこんのすけから詳しい話をみんなに伝えて貰った

まずあの子がこの世界の人間じゃないこと

時空の歪みによってこちら側に来てしまったこと

そして、ウィンディからAの今までを話してもらった



あの子は今14歳

親が小さい頃に亡くなってしまい親戚の家で暮らしていたこと

Aは不思議な力があり、そのせいでひどい扱いを受けたこと

トレーナーになる許可が出る前に家を出て2人で旅をしたこと

正義感が強く目に付いた悪い人間から自分の危険を顧みずポケモン達を助けたこと



加州たちも聞いてない話を全部話してもらった

すると刀剣達はみんな申し訳なさそうな顔をする




燭「あの子は僕達と同じなんだね」


今「ぼくたち…にんげんはみんなおなじだとおもいこんでしまったんですね」


歌「酷いことをしてしまった…」


《そうやって思うならAに謝れ、直接な
そうすればAはちゃんと許してくれる》




すると三日月が




三「あの者のところへ連れて行ってくれ…」


薬「何かしようってんならごめん被るな」


三「…何もせん、ただ…あの者を切ってしまったのは俺だからな」


薬「…」


加「…分かった、ついてきて」


薬「加州の旦那…」


加「次ナナに何かしたら、俺…本気であんたの事許さないから」


三「ああ、分かっている」


《なら、俺もついていく》




そう言うと加州と三日月はAが眠る部屋へと向かった









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