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part 8 ページ9

それから数十分車を走らせている間は

この世界のことを教えて貰っていたエース


向こうとは近いかなり厳しいが

平和だということが良くわかったが


食い逃げダメ絶対


と2人で声を揃えて言われたエース



他にもAたちの通っている学園のこと

2人の好きな音楽

サボのもう一つのバイト先のこと

色んなことを話してもらった



話しをしていると時間が経つのは早くて

すぐに目的地へと到着する





今の時間は12時過ぎごろ

先にお昼を食べようということになり

フードコートに近い場所へ車を止める



しかし春休み期間ということで

人が多い






エース「人が多いなー」



『世間は春休み中だから学生が多いけどね』



サボ「はぐれるなよーエース、

俺かAのどっちかに絶対くっついてろ

お前ケータイ持ってないんだから」





そう言ってひらひらと自分のケータイを見せるサボ


まぁその心配はないと思うが



Aがエースの腕に自分の腕を回し

サボの服の袖を掴んでいる



Aなりの迷子対策というところか





サボ「とりあえず空いてる席探さねぇとなぁ〜」



『奥の方はちょこちょこ空いてるみたいだよ?』





少し離れた窓際らへん


丁度外の景色も見れて

周りの席より少し広いスペースの4人がけテーブルが空いていた




サボ「めんどいからマックでいいな?」



『いいよー、私待ってるから2人で決めてきていいよ?』



サボ「おう、A何食べる?」



『ぅ〜ん、ダブルチーズのセット!シェイクのチョコで!』



サボ「はいはい、いつものな」



『あ、クーポンあるから私のケータイ持ってって』



サボ「ほいよ、じゃあA俺のケータイ持ってな」



『はーい』





そう言ってサボはエースを連れて並びに向かう

並んでる間Aのケータイでクーポンの確認

2人とも1番大きいバーガーのセットに決定


さらにナゲットとポテトを追加で頼み

出てくるのを待つ





エース「あー…腹減った〜…」



サボ「今来るから待ってろ」



エース「にしても賑わってんなぁ〜」



サボ「まぁ向こうに比べたら大分平和だな」





出てきた商品を受け取り

席で待つAの元へ戻るが


サボが急ごうとゆっくり歩いていたのを

早足にする









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作者名:リッツ・。♪*+o | 作成日時:2018年4月7日 21時

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