secret xxx.... 05

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｢そういえばさ、知念に話聞いたよ。(人1)も鈍感だよね｣




呆れたように言う圭人だけど
なんで鈍感とか言われてるのか、バカなあたしには分からない。




｢鈍感？｣




｢まぁ今は分からなくていいよ。俺といれば分かると思うから｣




｢………うん｣




よく分かんないけど。




｢あっ!!あと俺の指示には従ってね？
そうじゃないと答え教えられないから｣




｢分かった｣




まぁとりあえず答えは知りたいし、優しい圭人だから大丈夫だろう。




｢ねぇ(人1)………｣




｢んっ？｣




｢その痕どうしたの？｣




そう言ってあたしの首を指差す圭人。




｢これね、さっき着替えたあと
ヘアアイロンしてもらってるときに
あたしが嫌だからって暴れちゃったの。
大したことない、ちょっとした火傷｣




ただ単に、あたしがバカしただけ。




｢絆創膏貼っとかないと。
お客さんに見られたら、接客してるのに恥ずかしいでしょ？｣




そう言って優しく絆創膏を貼ってくれた。




ってか絆創膏持ってるとか、あたしより女子力ある。




｢なんで絆創膏なんて………｣




｢龍太郎とか、すぐちっちゃい傷つくるから
いつでも手当てできるように｣




その言葉を聞いて、やっぱり圭人は優しい人だと感じた。




仲間のことをちゃんと理解してて
誰よりも仲間を思ってる………ホント優しくて紳士みたいな人。




｢ありがとう♪｣




｢いーえ♪｣




それにしても今さら気づいた。




今日来たの幹部だけじゃなかったんだ。




健人に風磨、勝利く………




｢勝利!!!｣




えっ？

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