secret xxx....214 ページ13
「大我!!!」
廊下を走っていると、自分の教室前でそわそわした様子の
大我を見つけた。
「涼介!!!」
「(人1)が……どうした……んだよ?」
走ったせいか、息があがって言葉が途切れ途切れになる。
「話はあと!!!とりあえずこれ着て!!」
そう言って渡されたのは、黒のスーツと真紅のネクタイ。
それを持たされた俺は教室の隅にある
手作り感満載の更衣室に押し込まれた。
「おっおい!!」
「いーからつべこべ言わずに着替えて!!!
お前ら、あとは頼んだよー♪」
押し込まれた更衣室にいたのは
「オメーらなにしてんだよ」
1年ん時、同じクラスで仲の良かったジェシーと樹だった。
1年のあの頃は俺と侑李、ジェシーと樹の同じクラス4人と
クラスは違うが大我も合わせた5人でよくつるんでた。
正直、俺の正体を話したい人物でもあり
できることなら"龍雅"に入ってもらいたい
と思ってたりもする。
「こんなことして悪い」
「許せ涼介」
なぜか謝るジェシーと樹。
こいつらなんで謝ってんだ?
「この服と(人1)の、なんの関係があんだよ」
接点が全く分かんねーんだけど。
「説明はあとでちゃんとするから
今はとりあえず俺たちの言う通りにしてくれ!!」
そう必死に言ってくる2人。
「さてはお前らは、大我に脅されたな?」
俺が2人にそう言うと
2人は「ゲッ・・・・・・バレた」と言うような顔をした。
「頼むよ!俺らのこれからがかかってんだ」
おい、大我。お前は何を使ってこいつらを脅したんだよ。
「………分かった」
2人のよく分からない熱意に負け
渋々、渡されたスーツに腕を通す。
正直スーツなんか来たことはない。
俺には縁のない服。
「やっべー超イケメン♪さすがは涼介だわ」
着替え終わった俺への最初の樹の一言。
正直、樹にイケメンとか言われても
あんまり嬉しくない。
「じゃあ最後に髪やるから座ってくれ」
ジェシーにそう言われて、椅子に座らせられる俺。
俺はお前らの操り人形かよ。
ってか(人1)の話はどこ行ったんだよ。
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リコピン - この続きがめちゃめちゃ気になります!!!更新頑張ってください!!! (2016年8月2日 21時) (レス) id: 0509d6b4da (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - 何回もごめんなさい…質問なんですけどたまに主人公ちゃんサイドにあやかって人がでてくるんですけどそれってこの話の主人公ちゃんと同一人物ですよね?更新頑張って下さい!応援してます! (2015年8月27日 18時) (レス) id: dc1c2005c3 (このIDを非表示/違反報告)
オレンジ - この続きめちゃめちゃ気になります!更新大変だとは思いますが頑張って下さい!応援してます! (2015年8月26日 23時) (レス) id: dc1c2005c3 (このIDを非表示/違反報告)
みずき(プロフ) - 続きが気になります!更新頑張ってください! (2015年8月23日 11時) (レス) id: 798c1bbd28 (このIDを非表示/違反報告)
涼介・侑李 - 続き気になります!更新楽しみにしています!頑張ってくださいね! (2015年6月28日 16時) (レス) id: aca77ae970 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:花 いちご | 作成日時:2013年12月15日 17時