secret xxx.... 05

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｢なにが………えっ……………｣




もう一度(人1)の方に視線を戻すと
パーカーを脱いだ(人1)は
顔を真っ赤にしながら美紅ってやつと話をしている。




(人1)のか着ている、その水着は………




｢黒のビキニなんて涼介どぉすんの♪？誰かに取られちゃうよ♪｣




そう楽しそうに俺に話しかけたのは、やっぱり光だった。




予想外のその展開に動揺を隠せない俺。




まさか過ぎるだろ。




だって………。




動揺しすぎてるせいか、(人1)を直視することができない。




｢動揺しすぎじゃない？｣




そう言って、いかにも楽しそうに話しかけてきたのは
またしても麗奈。




｢あのルックスにあの身長だもん。
裕翔がモデルしてくれたら、うちの店もっと儲かるのにな｣




とか愚痴を言い出した。




｢あれお前が選んだのか？｣




｢あぁ、(人1)ちゃんの水着？
我ながらナイスセンスでしょ♪(人1)ちゃんにぴったり♪｣




満足げにそう言う麗奈。




確かに似合ってはいる。




すげー大人っぽいし。




でもそれを俺が思ってるっつーことは……




｢あの子ヤバくね///？｣




｢黒の子だろ♪？｣




気づけば周りにいたヤローどもは、(人1)の噂をしだしていた。




｢涼介いいの？｣




｢あﾞぁ？｣




｢(人1)ちゃんナンパされてるっぽいけど｣




麗奈が顎で指した方向には、男2人に絡まれてる(人1)の姿。




｢………｣




｢殴っちゃダメだよ。やるなら見せびらかさないと♪｣




｢………｣




怒りがフツフツと沸いている俺には、その声は届かない。

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