secret xxx.... 05

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＊涼介side＊






夏休みも中盤。




今日も太陽から降り注がれる日差しが痛く感じる。




高校生活最後の夏休みってことで、今日は海に来た。




でも本当の理由はあいつの誕生日に
どこにも連れて行けなかったから。




あれだけ迷惑かけたのに
何にもしないわけにはいかない。




それを話し、(人1)に誰を呼んでもいいと言って集まったのが
結局、俺と侑李と裕翔と光。




美紅ってやつと(人1)、そしてなぜか………麗奈。




｢女の子いっぱーい♪やっぱり夏って言ったら海だよな!!
にしても、あいつらどんな水着なんだろうな♪｣




下心丸出しの光が
ニヤニヤしながらそう言う。




｢(人1)ってプールの時、
大抵スクール水着かワンピースみたいなやつなんだよね｣




予想通りの裕翔の解答。




むしろ(人1)がビキニとか、そっちの方が考えられない。




｢おまたせー♪｣




やって来たのは美紅ってやつと麗奈
そしてパーカーの裾を頑張って伸ばしている(人1)。




なにしてんだ、あいつ。




｢相変わらず絞まってるね♪
やっぱり裕翔、うちの店の専属モデルやらない？｣




男どもの目線なんか気にせず
突然ビジネスの話を始めた麗奈と裏腹に
顔を真っ赤にしている(人1)。




全く俺と目を合わせようとしない。




なんだよ一体。




所詮、大した水着でもねーくせに。




別に最初っから期待なんかしてねーよ。




｢あっそうだ涼介!!!｣




何かを思い出したようにそう叫んだ麗奈は




｢(人1)ちゃん他の男に取られないよーにね♪
ほっとくと誰かに取られちゃうかもよ♪｣




俺にしか聞こえないように意味深な言葉をそう呟いて
また裕翔のもとに戻っていった。

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