secret xxx.... 04

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｢ライバル出現だね♪どぉすんの涼介♪？｣




ニヤニヤしながら俺に聞いてくる侑李。




どぉって………




｢別にどぉもしねーよ。(人1)は圭人を選んだんだろ。
俺には関係ねー｣




俺には関係………




｢バカ!!!｣




突然大声を出したのは麻美だった。




ってかバカってなんだよ。




｢(人1)ちゃんの気持ち考えなさいよ。ホントは涼介が大好きなのよ。
でも涼介のために気持ち押し殺して圭人んとこいるんじゃない!!!」



いまだかつて、こんな麻美を見たことがなかったから
少し驚いた。




｢自分の幸せ考えてくれる人なんて
そうそういないんだから大事にしなよ｣




｢………｣







大事にしろって………んなこと言われても。




｢どうすんの涼介？｣




｢………｣




どうすんのって。




｢どうしたいんだよ？｣




｢………｣




そりゃ…………
でも俺のワガママでお前らに迷惑かけんだぞ。




｢"龍雅"の総長は涼介なんだからさ僕らは涼介の指示に従うよ？
それがどんなに辛くて大変でも涼介の選択は正しいって思ってるから。
それに迷惑なんて思わないよ。
だからさ、たまにはワガママ言ってよ｣




侑李………。




ホント、こいつには敵わない。





俺の思ってること全て読まれてる。




｢俺は………"東日本の座"も"(人1)"も、どっちも手にいれる｣




俺にどっちかなんて無理だ。




欲しいなら両方手にいれてやる。




俺がそう言うと




｢そぉこなくっちゃ♪｣




｢大変な戦いになるだろうけど、絶対に負けないからさ｣




｢俺に任せろ♪｣




俺の気持ちが分かってたように裕翔と光が言う。




仲間の大切さを改めて感じた。




｢決戦は来週の今日、(人1)の誕生日に決定だね♪｣




｢別にその日にしなくても………｣




わざわざその日にする必要ないだろ。




｢鉄は熱いうちに打てってゆうし、そっちのが面白いじゃん♪｣




いやいや楽しむなよ。











1週間後、俺はお前を奪い返しにいく。

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