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Ray side
次の日の朝
俺はAのベッドの横の椅子に座ったまま寝てしまったらしく
痛い体を無理やり起こした
.
.
レイ「え」
そこにAはいなかった
目覚めたのか！？
Aが目覚めたのなら誰かが気づいてもおかしくはない
でも誰の声も聞こえてこない
急いでリビングに向かうがみんなまだ寝ているようでそこには誰もいなかった
子供部屋
寝室
図書室
全て探したがどこにもいなかった
あと
いるとするならば
屋上
今出せる力を全て足に注ぎ込み屋上へと続く階段を登る
.
.
(ガチャ)
レイ「っ」
目の前の景色が歪む
綺麗な金髪が風に揺れている
ずっと会いたかったその背中
ドアを開けた音に気がついたのかAがゆっくりと振り向く
『っ！
レイ‥
ただいま』
『わっ』
飛びつくようにAを抱きしめた
『ちょっと苦しいな‥』
レイ「バカ！！
どんだけ寝てんだよっ！！！
毎日毎日
ずっとこのままなんじゃないかってって心配でっ！！
涙止まんなかったんだよっ！！」
『うん
ごめんね
もう
どこにも行かないから』
レイ「あぁ
どこにも行かせねぇから」
『ねぇレイ』
ゆっくりとAに剥がされる
『ごめんねっ‥
私はカチューシャと引き換えにこの世界に来た
ごめんっ
レイがくれたカチューシャだったのにっ‥
大切なものだったのに‥
本当にごめんっ‥』
は
もう一度Aを抱きしめる
レイ「いいよそんなこと
カチューシャなんていくらでもプレゼントしてやるよ
俺はAがいてくれればそれでいいんだよ‥」
『っ…うん…
ありがとう』
.
.
「「「A！？！？！？」」」
俺達の声に気がついたのか続々と家族の皆が屋上へと来た
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めい - 短く言います。感動で泣きました！ (4月17日 19時) (
レス) @page50 id: 16df366cc3 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 最高でした！自分はノーマン推しで、ノーマンが尊かったです！ノーマンが生き延びる話があること知らなかったです！嬉しかったです!ありがとうございます(*´ω｀*) (2021年7月15日 20時) (レス) id: 85d80fe1fb (このIDを非表示/違反報告)
ぱふぇ - ハイキューのクロ落ちお願いしたいです (2021年1月23日 11時) (レス) id: d54a48b577 (このIDを非表示/違反報告)
百合菜(プロフ) - ハイキュー書いてほしいです！ (2021年1月20日 16時) (レス) id: 8b83b17277 (このIDを非表示/違反報告)
しらゆき(プロフ) - 約ネバまた書いて欲しいです！ (2021年1月20日 1時) (レス) id: f09ecd5abb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ | 作成日時：2020年10月9日 21時
