★番外編 友情 ページ16
Ray side
今Aの部屋で二人で話している
『あっ
そういえば
私の声ってそんなに分かりやすかった？
変えてたつもりなんだけどなぁ‥‥』
少し残念そうにこちらを見つめるA
レイ「あぁ バレバレ」
『えっ！？そんなに！？』
今度は目を見開き驚いた表情をするA
本当は声でわかったわけではない
Aだとわかったときは流石ストイックなAだ
声まで徹底してたのかと感心したくらいだ
でも
表情をころころ変えるAが見てて飽きないから真実は黙っておこう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
回想
Ray side
ハヤトとジンに率いられアジトへ向かう途中、日が暮れてしまったため洞窟で夜を過ごすことにした
みんなかなり疲れていたのだろう
すぐ眠りについていた
起きているのは俺だけ
姫と呼ばれる人もザジの肩にもたれかかって寝ているようだ
姫という人のことがずっと気になっていた
ミネルヴァさんの本には全く記述がなかったし、話も聞いたことがなかった
どんな人なのか
ただ知りたい一心で
その人に近づき起こさないようにそっとフードをめくる
・
・
・
レイ「え‥‥」
目の前にいたのはAだった
ハウスでAと一緒に過ごした記憶がフラッシュバックする
自然と涙が溢れた
と同時に
Aが変わってしまっていることにも気がついた
ハウスにいたときも華奢だったAだがさらに細くなっている
ちゃんと食べているのか
ちゃんと寝ているのか
怪我はしていないのか
心配事が頭をよぎる
だが
どんなに心配していても意味がない
できることはただ一つ
もう君がいなくならないように守り続けることだけだ
・
・
あぁ俺はどんだけAのことが好きなんだろう
自嘲気味に笑う
・
・
・
一つのケジメとして全てが終わったら君にこの想いを伝えよう
だから今は‥‥
そっと額にキスを落とす
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サラ(プロフ) - アイさん» 大切なお時間を割いてまで一気読みしていただけて本当に光栄です( ; ; )これからもよろしくお願い致します！ (2020年10月11日 14時) (
レス) id: 376d3b3e99 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 響宇さん» 大好きと言っていただけるなんて本当に嬉しいです！！(；＿；)これからもよろしくお願い致します！ (2020年10月11日 14時) (レス) id: 376d3b3e99 (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - しらゆきさん» コメントありがとうございます！本当に嬉しいです‥(；＿；)試行錯誤しながら進めていきたいと思います。これからもよろしくお願い致します！ (2020年10月11日 14時) (レス) id: 376d3b3e99 (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - めたくそ楽しくて一気に読んでしまいました！これからも頑張ってください！ (2020年10月9日 15時) (レス) id: 2782a43946 (このIDを非表示/違反報告)
響宇(プロフ) - こんにちは、初コメ失礼します！密かながらにいつもこの小説を楽しませて頂いています…!!本当に本当に大好きです！！ (2020年10月8日 7時) (レス) id: 56959af681 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サラ | 作成日時：2020年8月30日 23時
