Episode49 ページ9
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「あの、真田さんって、夏目くんと仲良いの?」
「ど、どうだろう……友達だけど」
「ほんと?じゃあ、これ夏目くんに渡してもらっていい?」
「っ、ちょ、これ何……?」
「頼んだからね!よろしくね!」
「えー…………」
昼休み。昼食も取り終わったし、教室で日向ぼっこしつつ眠ろうかな、なんて考えていたら、同じクラスの女の子に声をかけられた。
あまり話したことがない子なんだけど、夏目くんに渡してほしい、って手紙らしきものを預かってしまった。
白とピンクを基調とした、可愛い封筒に入っている。
何これ、もしかしてラブレター?そういうものなの?
……知らなかった。夏目くん、モテるんだな。良い人だし、気持ちは分からなくはないけど。
仕方ない。断る理由はないし、早く渡しておこう。
「すみません。夏目くん呼んでもらっていいですか?」
「ああ。おーい夏目、お客さん!」
扉付近にいた人に頼んで、西村くんといた夏目くんを呼び出してもらった。
夏目くんは私に気づくと、すぐに席から立ちあがって来てくれる。
「ごめんね、昼休み中に突然」
「いいよ全然。それで、オレに何か用事?」
「あ、うん。これ、クラスの女の子に頼まれたんだ。夏目くんに渡してって」
私が手紙を渡すと、夏目くんが不思議そうに首を傾げた。
「手紙……?何だろう」
夏目くんは封筒の中から一枚の便せんを取り出して、中身を読む。
「……何だったの?」
「あ、いや……」
「もしかして、ラブレター?」
私がそう聞くと、夏目くんは困ったように頷いた。
「でも、断ってくるよ。知らない子だし」
「そっか。でも夏目くんモテるんだね」
「いや、そんなことないよ」
そんなことあると思うけど。
「あ。そうだ。オレも真田に用あった」
夏目くんは思い出したようにそう言った。
「何?」
「……ちょっと、ここだと目立つから、中庭行こう」
夏目くんに連れられて、私は中庭へ。
用、って何だろう。全然想像がつかないんだけど。
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ゆり(プロフ) - うたプリ大好き?さん» また更新再開しようと思っておりますのでまた見てくださったら嬉しいです (2021年1月18日 1時) (レス) id: 89235cacbd (このIDを非表示/違反報告)
ゆり(プロフ) - 碧月さん» ありがとうございます、返信遅れてしまい申し訳ありません! (2021年1月18日 1時) (レス) id: 89235cacbd (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています!更新停止状態のままですが更新はされるのでしょうか? (2020年10月21日 10時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
碧月 - 的場さんとの見ていて、もどかしくなる関係が好きです。 これからも応援しています!! (2020年3月8日 17時) (レス) id: aa55e63ed8 (このIDを非表示/違反報告)
RS(プロフ) - うさまるさん» ありがとうございます!また更新を再開しようと思うので、少しずつですが、待っていただけたら嬉しいです!!頑張ります笑 (2019年2月17日 16時) (レス) id: 3de94a1f42 (このIDを非表示/違反報告)
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