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気まずそうな顔をしながらも
いつも通りの元気さを取り戻したミナトくんに少し安心する
「Aさんと花楓さんはきょう1日遊ぶんですか?」
「ううん、ランチだけだよ」
「そうなんですね!お2人とも楽しんで!」
しげさんも行きましょ、と促しながら
わたしたちに手を振るミナトくんに手を振り返し
隣を歩く彼には軽く会釈した
「……わたしの目が間違ってなかったらの話なんだけどさ、さっきミナトくんの隣にいたのって」
そう言いながら視線をわたしに移す花楓に
気づいちゃった?と素直に返答した
信頼している彼女なら言ってもいいだろう、と
彼がお店の常連さんなこと
アイドルの重岡大毅であること
内緒にしてほしいということも含めて伝えた
「アイドルが常連さんになるとかロマンチックだよね〜」
いいな〜とアイスコーヒーに口を付ける花楓に
まさかだよね、と苦笑いをし
わたしもカフェラテを口に含んだ
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作者名:公爵 | 作成日時:2022年1月7日 21時