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会議後-2- ページ10




Side→Eve



「ゆいこんぬさんがハサミを刺した?」



un:cさんの言葉に耳を疑う。



「嘘でしょ?」



「嘘だったら良かった。けど、本当なんだ」



てっきり悪質な嘘かと思っていたが、どうやら事実らしい。彼の目が少し潤んでいる。


コラボとかしてたもんな……。



「これで残り……28人」



「そろそろ警察側も動いてくれてる筈。だから、後数日間無事に過ごせば……」



「本当に警察なんて動いてるのかな?」



「あっ、そう言えば許可取ったとか言ってたな。それでも、一方的過ぎるし……」



「動いてたとして、見つけるのに時間がかかる筈。反抗した人達は皆殺られちゃったし」



「反抗した人達は場所が分かった。なら、反抗しに行かなかった人達は場所を知ってるんじゃ」



「可能性はあるけど、もしかしたら反抗が起きた場所とこの施設は違うかもしれない」



確かに……と言って黙り込んでしまうun:c。



「……もう、このままゲームを続けるしかないのか……」


「しかないと思うよ」



そうして、このゲーム初の夜が訪れた。






Side→ not



『今夜は誰にする?』



司会者の声が響く。



「とりあえず、占い師と霊媒師が出てきた事は良かった」



「このまま占い師を狙う?」



「いや、占い師は止めよう」



「なんで?」



「騎士が守ってる可能性がある」



「あー、確かに」



「じゃあ誰にする?」



「ここは騎士の守りが薄そうな霊媒師の一人を狙おう」



「じゃあ、______は?」



「分かった」





そうして、今夜の被害者が決まった。







5月 23日 Eve HAPPY BATH DAY



お久しぶりです。ちなみに人狼視点では一部口調を変えております。

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作者名:千冬 | 作成日時:2018年2月12日 12時

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