金髪くん×アイドル【男主】

アイドル ページ3

あの日から数日が経って、たまたま仕事であのカフェの近くまで来てたから帰りによることにした。

…またあの店員さんに会えないかなってちょっと期待しながら。









「いらっしゃいませ、1名様でよろしいですか？」

「っえ、あ、そうです」



俺を迎え入れてくれたのはあの店員さんだった。ちょっと会いたいとか思っちゃってたから緊張するというか胸がドキドキする感じ、、

あれ、なんで俺男相手にドキドキなんてしてるんだ？


それにしてもこの人俺より身長高いし(まぁ、だいたいの人がそうだけど)スタイルもよくてこのお店の制服を誰よりも着こなしててやっぱかっこいい。そして相変わらずの綺麗な金髪。


そんな事を思いながら店員さんの後ろをついて行くと、この間座った窓際の席まで案内された。俺の事覚えてくれてたのかななんて。そんなことないと思うけど。


「ご注文決まりましたらお呼びください」



そしてまたこの間と同じように軽く会釈してその店員さんは去って行った、、んだけどその時と違うのはそのまま裏に引っ込んでいっちゃったこと。休憩とかかなって、ちょっと残念って思っちゃったんだけど。


てかよくよく聞いたら後ろの席の子達がさっきの店員さんかっこいいとか言っててすこしもやっとした。
けど、なんでそう思うのかわかんなくて余計もやもやしたからいちご食べれば治るかなと思って俺はまたいちごパフェを頼んだ。




結局その日はそのままあの店員さんに会えることは無かった。

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