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「何時間ぶり?」
『え?』
---彼がたっていた。
「番号」
思わず名刺をだすと不機嫌な声
緊張でたどたどしく教えて「今日は?」と
聞かれたけどだめ。流されたらダメ
そう思い断った。
じゃあねと楽屋に戻る
≪遅いんだけど≫
『ごめんね。帰ろうか』
マリアを送る車の中
piron..
≪あんたの携帯?≫
『みたいですね。』
≪ふーーん。≫
『お疲れ様でした。明日はゆっくりしてね』
≪はーーい。おつかれー。≫
明日は休みだ。
そう思い昨日も行ったくせにbarに向かう。
<いらっしゃいませ>
『「あ」』
「忙しいんじゃなかったの?」
『いや、予定なくなって。』
「ふーーん。ここ座りなよ」
指定された隣の席。携帯をいじる涼太くんを横目に座り注文する。
「てか、見てないでしょ?既読になってない。」
『え?』
あ、忘れてた
携帯をひらくと
>barにいるから。
『ごめん。運転してたんだ。』
「なるほどねー。まぁ来たからいいや。乾杯」
『乾杯』
「にしても、マリアさん?だっけ?
マネージャーとはね(笑)」
『ねぇ(笑)』
「あの子性格悪そうってメンバーでなってた」
『え?』
「なに?図星?」
『いやいやいや』
「なんだよ(笑)」
図星じゃん、それ(笑)なんて笑う涼太くん。
飲むのもそこそこに
「帰るよ」
『え?』
「ほら、」
私の鞄を持ち計算する彼
「だまってごちそうになって」
『ありがとう』
鞄を人質に歩き出す二人。
「お腹すいたねー。」
『ねー。』なんてまたコンビニにより
何時間かまえまでいた彼の家
「今日は違うジャージ。」
これはもって帰らないでねと笑う涼太くん
これは泊まるということか。
お風呂にはいりご飯を食べ飲みなおす
「ねぇ。」
『ん。』
その言葉が合図になり、また。
また。
「俺離したくないんだけど」
『え?』
なーんて。と私を抱き締めてくる。
彼は芸能人。私はアイドルのマネージャー
恋をしたらだめな相手なのに。
私も離したくて抱き締めて眠りにつく。
どうか夢のままで。どうか。
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rion(プロフ) - nanaさん» 初めまして!コメント第2号でございます!嬉しすぎてたまりません!続編頑張ります(T_T)よければリクエストしてくださいね!せっかくコメントくれたのでぜひリクエストしていただき書きたいです。 (2016年4月27日 8時) (レス) id: 3a144a6e94 (このIDを非表示/違反報告)
rion(プロフ) - geneLOVEさん» 初めまして!コメントありがとうございます!あなたが初めてです(T_T)嬉しすぎるので書けるように頑張ります!短編も書いてますのでぜひリクエストしてくださいね(*^^*)私の文章でよければ。 (2016年4月27日 8時) (レス) id: 3a144a6e94 (このIDを非表示/違反報告)
nana - 読ませていただきました。是非、続編を書いてほしいです。続きが気になります。 (2016年4月26日 22時) (レス) id: aeb27fa9d9 (このIDを非表示/違反報告)
geneLOVE(プロフ) - 初コメント失礼いたしますm(_ _)mとっても面白くて、滲みました!!続編みたいです!! (2016年4月26日 20時) (レス) id: ddf4c2a98f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rion | 作成日時:2016年4月23日 0時