--- Tell me why ---

、 ページ9

目が覚めると朝の５時。


『５時か』


深酒したわりにはすっきりとした目覚めで


横を見ると綺麗な顔で寝てる涼太くん


布団から抜けようとすると


「んーー！」とよってくる


やばい可愛い(笑)


寝顔にキスをしてそっと出た。


涼太くんごめん、なんて思いながらシャワーを借りジャージもかり

とりあえずゴミだけ片付けて家を出た。


また、また。なんて願いをこめた手紙をおいて


自分の家で化粧やら色々準備して


事務所に行きワガママ女王を迎えに行く


髪の毛からする涼太くんの匂い


---今日は頑張れそう。


案の定彼女はワガママがとまらない


メイクさんも大変だよ。


『ありがとうございました』


＜いいのいいの。あの子のワガママはいつもだから(笑)＞


なんて笑い飛ばすメイクさん。


私もその余裕が欲しいなんて顔に出てたのか


＜男作って癒してもらいなさい＞


『いやいやいやいや』


＜本当ピュアーー(笑)＞


あとでねーなんて出ていく。


ピュアだったらあんなことしないよ。


なんて思うと顔も体も熱くなる。


≪なにしてんの？挨拶いくけど？≫


『はい。』


いやいやあなたが先頭たって行かなきゃでしょ


なんて思いながら挨拶まわり


最後は


≪やっとこれた！≫


あんた私のこと引き立ててよ！？

なんて鬼の顔


それからマリアの横で頭を下げてお願いいたしますとだけいい楽屋をでた。



≪あー！格好いい！≫


『良かったね。』


≪本当にやばいわ≫


なんてルンルンのマリア


涼太くんもぅセットできててかっこよかった。


なんか昨日と別人みたい。


でも、もう考えたらダメ。思い出にしよう。


うん。昨日だけ。昨日だけ。


収録も終わりプロデューサーなどに挨拶


さぁ楽屋に戻って送らなきゃと思い向かうと

、→←、

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す