Can't stop fallin' in Love (ページ9)

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、ページ9

----EXPG

『おはようございまーす』

ん？なんかバタバタしてる？

『なにかあったんですか？』

｛それがデビューしたばかりのグループで

スキャンダルみたいよー｝

ん？デビューしたばかりって亜嵐たち？

動悸がとまらないままstaffroomに向かうと

｛あ！A！！｝

世界がなにかを隠した。

『ねぇ？なに隠したの？』

｛いいから｝

『よくないから！』

世界から奪った雑誌を見るとよく知ってる顔

嘘。

嘘でしょ亜嵐。

｛多分俺らとご飯行ったときじゃないかな｝

『うん、多分そうでしょ。』

｛大丈夫か？｝

『なにが？』

いや、だから、と世界が慌てるもんだから

『(笑)(笑)(笑)私彼女じゃないよ？』

だから気にしてないし世界も気にしないで？

と、世界に伝える。

すごーく納得いかない顔してたけど

背中をパシーーンと叩き

『私はこの関係を自分で選んでるの。

心配しないで？大丈夫だから』

それだけ言って、さぁレッスン行こう！！

平然を装って仕事をこなす。

いくら気にしないと言ってもここには

私と亜嵐の仲を知ってる人ばかり

｛別れたの？捨てられたのかな｝

｛やっぱりアイドルには敵わないよね｝

なんて心ない声が私にまで浴びせられた。

亜嵐の馬鹿。本当に馬鹿。

仕事終え帰ってると涙が止まらなくて

こんなに一緒にいるのになんで伝わらないんだろう。

いつもつけてるお揃いのネックレスも

週刊紙の亜嵐はつけてなくて。

そんなとこまで見てる私がバカみたいで。

連絡がないってことは亜嵐は家に来てるんだろうけど、

どうしても、どうしても家に帰ることができなかった。

Aちゃん？

その声に振り向くと