、 ページ32
お風呂からあがりビール片手に毛布と共に
ソファを背に座る
なんか、懐かしいなこの感じ。
前もあったな、なんてCDをまたセットする
やっぱり日本のビールおいしいな、なんて
髪の毛拭きながらビール。
やだこの2年でおじさんなってる?
なんて笑いがでる。ビールも残り一口
軽く飲み干したところであの曲が流れる
毛布にくるまりながら亜嵐の方へむきを
かえて、髪の毛を撫でた瞬間
ギュ
『え?』
「おかえりA」なんて言いながら
私の手を握ってる。
なにまた飲むの??本当に前と一緒
あー、早く、早くこい!!!
そう思ってるとあの曲の番になった。
Aは絶対俺の髪の毛をさわる
きた…………
ギュ
「おかえり、A」
まるで時が止まったみたいに固まってる私に
半泣きなんだけど微笑んでる亜嵐
「おかえり、A」
もう一度Aを呼ばれる
『ただいま…………
あ………らん』
17人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白濱萩花 - とても、感動しました。面白かったです。 (2017年11月1日 19時) (レス) id: 79071412cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:rion | 作成日時:2016年4月21日 11時