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亜嵐が帰ってきて髪の毛を乾かしてくれてる
もう切らないと決めた髪を優しく撫でる亜嵐
気持ちよくて目をとじると
「ねぇ、なにこれ?」
『ん?あぁおみくんがくれたの』
「は?!なんで!?」
『プレゼントにって』
「意味わかんないんだけど」
「まじふざけんなお前」
亜嵐きいて!なんて私の声も聞こえない亜嵐は
私も聞いたことないような怒った声をだして
出ていった。
ねぇ、亜嵐の好物作ってるんだよ。
ねぇ、あと少ししか一緒にいれないんだよ。
亜嵐は私がいつ渡米するかしらない。
隠れていこうとするからこうなったの?
考えれば考える程悲しくなって
せっかく作ったご飯もそのままに
私は泣きじゃくり眠った。
できたヒビにとどめをさされたんだ。
亜嵐、、、亜嵐。
なんなのA。
ひさびさの自分の家。
ずっとAの家にいたもんだから落ち着かない。
あー。むかつく
電話もかけてこないしなんなのまぢで。
なに他の男からもらったのつけて笑ってんの?
なにバカなの?
本当にイライラがとまらない。
お酒を流し込みベッドにもぐる。
これを最後に会えなくなるからなんて、
戻れるならこの頃に戻って自分自身を
引っ張ってAのもとに連れていきたいよ
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白濱萩花 - とても、感動しました。面白かったです。 (2017年11月1日 19時) (レス) id: 79071412cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rion | 作成日時:2016年4月21日 11時