Can't stop fallin' in Love (ページ3)

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、ページ3

(おかえり、A)

『ただいま！HIROさん！』

挨拶もそこにそこにハグする二人。

HIROさんは私の恩人。ダンスを教えてくれ

私を世界にはばたかせてくれた人、

(どうだった？向こうの世界は)

『んもーぅ！最高だった！』

どんなステージで踊ったかなにをしたか

携帯の写真など見せながら一つ一つ話す。

笑いながらもうなづきちゃんと私の話を

聞いてくれるHIROさん。

話しも落ち着き次はHIROさんの話し

『あー、私も結婚式行きたかったな』

(あー彩も残念がってたよ)

結婚式にまさかの大きいステージの予定が

入り泣く泣く行けなかったわたし

DVD見ながら泣いたけどさ！！

『早く子供ちゃんにも会いたいなー』

(彩も会いたがってる。

また予定言うからその時はあけてくれ)

『もちろん』

(そうだ、世界が来ただろ？)

『粋だねー！HIROさん！本当に(笑)』

なんて二人で笑ってると

『あ！！』

(どうした？)

『私ね世界と小春と踊る約束してた！』

(おい！(笑))

忘れるなよーとHIROさんに笑われ恥ずかしい

(俺も久々見たいし一緒にいこうか)

そして二人でスタジオにむかう

{{A遅い！！！！！！}}

『ごめんなさい！！』

そそくさとシューズをはきにいく

あ！HIROさんお疲れ様ですと世界と小春は

HIROさんと話している

『よーし！できたよ！』

体もほぐし踊る準備万端。

{よし、じゃあ始めよう}

なんて、曲をかけたらまぁ、自由な3人

フリースタイルで躍り倒す。

たまにダンス対決なんていれながら

気ままに好きなように躍り続け

気付けば一時間。

休憩しようと3人で振り替えると

なんですかこの人は！？

ドアなど張り付いててHIROさんもずっと

笑っている

(やっぱり君たち3人はすごいな。)

なんて言いながらギャラリーを中にいれると

{なんで帰ってくるって言わんかったんー！}

なんてAmiちゃんの熱烈ハグから

みんなにおかえりーーー！と言葉をもらう。

『ただいま！』

あ！玲於！隼！！！二人に気づくと

ニッコリ笑いかけてくれた。

あ、亜嵐はいないんだ。

二年間音信不通で突然消えた私

でも亜嵐とのつながりを切りたくなくて

部屋もあのまま。合鍵も渡したまま。

あの部屋と鍵はどうなったんだろうか。

ボーーっとしてる私に

{よし！踊ろう！！}と声をかけてくれ

人だらけでせまいスタジオの中でみんなで
おどりまくった。

踊って忘れよう。そうしよう。