Can't stop fallin' in Love (ページ20)

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、ページ20

(そんなことあってたんだ)

目の前でコーヒーをすする

その姿も様になるねーーおみ様

(なんだよ(笑))

(でもいいのか？)

『え？』

(なにも言わず行くなんて)

『卑怯だと思うけどこれしかできない』

(そっか。なら買い物付き合うよ。)

『え？』

(早くしねえともう２時だぜ？)

その言葉に慌ててカフェをでて歩く

(なにあげようか決めてんの？)

『アクセサリーかなー』

(アクセねー。)

『でもね、私たちお揃いが多くて』

気づけばお互いの誕生日にいつもお揃いを

渡しあっててあげてないのはもう指輪だけに

なっていた。

(なら指輪やるか！)

『は？？付き合ってないのに？』

(いいじゃん！もうそこまでお揃いあげてんだし、
指輪買うって言ってもお揃いじゃないよ？

そしたら買いやすいだろ？)

『たしかに』

(それに好きな女に指輪やるのは分かるけど

好きな男に指輪やるってかっこいいじゃん)

それもそうか。なんて納得した私は

おみくんとジュエリーショップにむかう。

亜嵐っぽいやつ

あ！！！

(あったか？)

『うん！』

私が見つけたのはシルバーのシンプルな指輪

シンプルなんだけどラインが入ってて

赤い石が入っている

(かっこいいじゃん！)

亜嵐手綺麗だからこの指輪映えるかも

『すみません！これください！』

(A、指のサイズしってんの？)

『あ………』

(ちょっと待ってろ)

おみさんがそういって電話をしだす。

店員さんと眺めてると

(○号で、)

『え？』

(スタイリストにきいた。

もうめんどくさいから薬指しか聞いてねぇぞ)

『え？薬指！？』

(いいじゃんもう！)

まさかの薬指の指輪にドキドキしっぱなしの私

(お前その顔で帰って大丈夫？(笑))

『多分…(笑)』

でも、本当にありがとう！！というと

(いいよ！ちゃんと内緒にしとくから頑張ってこいよ！)

と、いつの間にか買っていたブレスレットをくれた

本当にかっこいいな、おい(笑)

おみくんがつけてくれたブレスは

太陽にすかすとキラキラひかり

とてもかわいいものだった

よし、帰ってご飯を作ろう

解散してスーパーにより

『ただいまー』

先に隠さなきゃ。ごそごそと亜嵐への

プレゼントを隠しご飯を作る。

あとは焼くだけだけどまだ帰ってこないから

先にお風呂に入ろうかな。

入って待ってよう。

歩き疲れた足を休ませようとお風呂へ向かった