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----コンコン
『やっほ!来たよー!』
あ、きた
{Aちゃん!}
裕太ちょー久しぶり!!
なんて話すA。
「話してきたの?」
『うん!ばっちり!!』
{何の話ししてるん?二人で}
『あらーー龍友!久しぶりー!
なんもないよ!』
え?と驚く俺に『内緒ね』と耳打ちするA
え?隠したまま行くの?
まぁ、夜聞こう
{Aちゃん!振り付けいましてるから見て!}
『私でよければ!』
なんて踊り出す俺以外のパフォーマー
{いいの?亜嵐くん踊らなくて}
「涼太くん。」
いいの、今は見てたい。
{変な亜嵐くん。}
なにかあったのかな?なんて心配になるな
{亜嵐くん!Aちゃんが振り付けしてくれたよ!}
「まぢ?かっこいい?」
『かっこよくない訳ないじゃん(笑)』
なんてAが振り付けしてくれた曲で踊る俺達
これをいつかliveでできる日まで。
Aはよく振り付けしてくれてたけど
これが最後になるなんて俺は思ってなかった。
散々踊ったおれたち。
解散していつも通りAの家に帰る
『ただいま』 「おかえり」
『おかえり』 「ただいま」
笑いあっていつも通りご飯を食べ
お風呂に入り晩酌をする
「今日は楽しかったなーー!」
『本当、最高だった!!』
「てか、Aなんでメンバーに言わなかったの?」
『あー。HIROさんにも送別会しようて
言われたんだけどどうせ最後のお別れじゃないし?』
「まぁ。」
『ようは、出張みたいなもんだからさ。』
だから黙っててもいいかな。
なんて言う横顔はいつもと違って。
でも気のせいだろうと気にしないふりをした。
まぁいつものように軽く晩酌してAの隣で眠る。
渡米したら寝れなくなるんだよな。
そう思うとなぜか心がキュッと痛くなったけど
すぐ帰ってくるし。と俺も眠った。
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白濱萩花 - とても、感動しました。面白かったです。 (2017年11月1日 19時) (レス) id: 79071412cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:rion | 作成日時:2016年4月21日 11時