Can't stop fallin' in Love (ページ15)

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『ただいまー』「おかえり」

また飲んだのー。なんて亜嵐に怒られて

早くお風呂入ってこいとバスタオルを投げつけられた

お風呂に入りながらも考える事は亜嵐の事

なんて伝えよう。

「あがった？水は？？」

『ビールがいいな。』

ばか野郎なんて言いながらビールをとる亜嵐

「Aどした？」

亜嵐が顔を覗きこんで聞いてくる

言わなきゃ、、

『亜嵐、あのね…………』

「A！！！！本当にすごいな！！！

さすが俺の親友！！！相方！！！！！」

話し終えるとソファの上で私を抱き締め座ったまま跳び跳ねる亜嵐

『苦しいよ』

「あぁ！ごめん！でもすごいじゃん！

やっぱりAのダンスいいもんなーー！」

『ありがとう。』

「え？何？乗り気じゃないの？」

『え？いや………』

「これで行かないとか言ったら俺幻滅する」

『え？』

「お前の力を認めてくれたんだよ？

ずっとダンスするなら行かなきゃだろ？」

『………………うん。』

「よし！乾杯だ！A！！！」

やっぱり私にはダンスがないとダメなんだよね

亜嵐は私のダンスにしか魅力感じないんだよね

どこまでもネガティブになってる私。

そんな私がはがゆくて。何にうじうじしてんのかさえ分からなくて

本当は止めてとはいわないけどさみしがってほしかったんだ。

亜嵐に寂しいって思ってほしかったんだ。

でも目の前の亜嵐はニコニコ笑いながら

ビールを飲んでる。

うん、渡米とともに亜嵐への気持ちも全部

日本に置いていこう。

「ほらほら飲め飲めーい」

という亜嵐と酔っぱらうまで飲み続けた。