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それから連絡もとれないまま月日が流れ
4月。
もうそろそろツアーが始まる頃
Aへの気持ちはまだ薄まらず
ラジオも毎週聞いている。
最近はあいつの歌聞きながら寝るほど
俺重症やで、なぁA
気付けば4月
もうすぐしたらツアーだね龍友くん。
ラジオも相変わらずやってて
変わってきたのが、あれからゲストに来ることも
行くことも無くなったことを悲しむ声だった
私と龍友くんの声のバランスが好きだと
そのメッセージが来たときは
プロデューサーの前なのに号泣した。
私たちの声を好きでいる人がいるんだと
幸せを感じた
ねぇ、私はまだ(((あなた)))を思ってるよ。
なかなか忘れれないよ
会いたいな
{ねぇ、龍友くん最近どう?}
「おー!れお!
最初はな、なんなんお前って思ってたけど
やっぱりあいつの声好きやし、
あいつ自体好きやから腹立てるのも
辞めることにしたわー!」
{なら、龍友くん。
話があるんだ。}
そこで聞いた話に俺はただでさえ
小さい目を見開いた
(小さいなんて余計なお世話じゃ)
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作者名:rion | 作成日時:2016年4月20日 21時