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{ねぇ、良かったらご飯行かない?}
『え?ご飯は…………』
そしたらここでジュースでも飲もうかと
玲於くんが誘ってくれて自販機でジュースを
買ってきてくれ私の楽屋に来た
{なんか、家みたいだね}
『ずっとここにいるからね』
なんて世間話をしてると
{マネージャーから聞いた?}
『うん、聞いたよ?』
{いいの?}
『ん?』
{好きなんでしょ?}
『うん、、でもね、』
{でもじゃなくて、うじうじしないで?
好きなんでしょ?}
『うん、好きだよ』
{じゃあなんで?}
『今すごく大事な時じゃない?
それをここでとめたくないんだ』
{そんなことで俺らつぶれない!}
『そうだとしても!
まだ駆け出しだよ?』
{そんな事言うなよー}
『ごめんね、玲於くん』
{本当にいいの?}
『うん!』
{じゃあなんで泣きそうなの?}
『え?』
{ずっと泣きそうな顔だよ?
なんなら泣いていいんだよ?}
『ごめん、
ごめん玲於くん』
{ねぇねぇ亜嵐くん}
{なに?}
{俺ら恋愛禁止じゃないよね}
{うん、でも時と場合、それに本人次第
なんじゃないかなと思うよ}
{そっか}
玲於がAちゃんを慰めてる間
俺らは外で待っていた
辛いね、Aちゃん。
でも俺らは応援してるよ。
あとは龍友くん次第だね。
待っててね。
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作者名:rion | 作成日時:2016年4月20日 21時