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痛手なんて関係ない ページ3

辰馬がいなくなり戦場での苦戦は以前より増した。

ただでさえこちらは人手が足らずろくな武器もなく、

その上今や攘夷側の有能な戦力が抜けたのだ。

仕方ない。

だが足りぬなら足らすだけ。

白夜達がそのぶん動けばいい。

だが所詮ただの人間で、限界がある。

銀「ハァハァ、まだうじゃうじゃいやがる」

高「斬っても斬ってもキリがねェぜハァハァ」

お互い背中を預け眼前の敵を斬りまくる。

けれど一向に減らず逆に増えているようで。

銀時も高杉も言いはしないが限界を感じてた。

「いけェェェェ!!!」

敵の指揮官らしき天人の合図で沢山の天人が押し寄せてくる。

そこへ、

白く輝く一筋の光が突っ込んだ。

「夜叉姫だ!!!!!殺せェェェェ!!!」

攘夷側の大将。

あ「かかってきな。まとめて地獄に送り込んでやるよ」

不敵に笑う白夜に畏怖の念を感じ立ちすくんでしまう。

しかしそれを意識的に忘れ襲い掛かる。

それを斬る。

ただ斬るだけ。

銀「ったく、俺達の獲物とるたァ相変わらずKYな奴だ」

高「アイツに空気を読むなんて高度な技持ち合わしてるわけねーだろ」

そんな事を言いながら自分達も敵の渦の中へ。


高「よォ白夜、相変わらずの戦いっぷりじゃねーか」

ようやくその渦の中心にいる白夜のところへたどり着いた高杉。

あ「大将なめんじゃないわよ。ってかここは任せて鬼兵隊の所へ行って」

その言葉を聞いた瞬間さっまであった高杉のいつもの笑みが消えた。

高「何がった」

あ「助太刀が間に合わなくてね…命はあるけど危ういから、あんたに会わせてくれって言ってるの……ごめん」

助太刀に行ったはいいものの既に負けかけてた。

もう少し早く行けばケガも軽く被害もあまりなかっただろう。

そんな白夜の思いが痛いほど伝わる。

高「…ったく、お前ェは悪くねーよ。助太刀ありがとな」

そういってヘコんでる白夜の頭を歩くポンポンとして部下のもとへ。

それとは入れ違いでヅラが他の仲間も連れて加勢が。

先程までおされてたが逆におしてた。

そして、指揮官であろう天人の元へいく白夜。

「…夜叉姫。お前本当に人間か?」

あ「…」

「お前も大将という役柄だからわかるだろう。
仲間を失う辛さが。なのになぜその眼は光を失わない?」

あ「だからこそ…よ。失ったからこそ見えるものから眼をそらさない為に」

「…フッそうか。だったら俺も仲間達の為に最期まで戦う!」

そういって斬りかかってきた。

ここは戦争。

甦る→←必ずまた…



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りゅーみん(プロフ) - コメント拝見させていただきました。皆様本当にありがとうございます!嬉しいの嵐です(泣)更新速度は変わらず遅いかもしれませんが頑張りますので今後ともよろしくお願いします!!!! (2021年5月2日 19時) (レス) id: 3fe78f4837 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - この作品を偶然見つけて1から読んで見たのですが、とても面白かったです!!!ホントに作者さんは天才だと思います!大好きです←  (2020年6月14日 13時) (レス) id: 6b4e68daa0 (このIDを非表示/違反報告)
市村&後平 - 面白かったです!銀時さん!あと……高杉晋助様!恋バナ教えて下さいませーーーーー!! (2018年12月5日 18時) (レス) id: d69687d973 (このIDを非表示/違反報告)
のに - すごく面白かったです!!!次の更新楽しみに待てます (2015年7月2日 18時) (レス) id: ab600aeaf6 (このIDを非表示/違反報告)
雪覇 - すっごーく面白かったです!!長い間更新されてないようですが、私は応援しますので!更新頑張って下さい(*^^*) (2015年4月19日 20時) (レス) id: 0eafc51a19 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りゅーみん | 作成日時:2014年5月26日 23時

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