第12話 ページ13
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『はぁ...』
『トリップ前の人物・出来事等は全て抹消、調査は無駄な行為...か』
最近少しずつ余裕が出来てきたからか
トリップ前のことを考えてしまう
気づいたことは
トリップ前の人物・出来事なんてのは
ぼんやりと思い出すくらいで
ハッキリとした記憶は
死ぬ直前のトラックが迫ってくる情景が
殆どを占めてるってこと
『うぇ...怖い怖い』ぶるっ
BK「...何が怖いの?」ぎゅぅ
『べべべべっちゃん!?!?』
え、待っていつから...おいおいおい
さっきの意味深過ぎる言葉
聞かれとったんとちゃうか?!
あと急に抱きつくなやめろ
んで服の中に手を入れようとすな
BK「Aヒョン?」さわさわ
『ンんっ...べっちゃ...あっ///いつからいた...の?...あッン、も、触っちゃ...ヤぁ』
BK「破壊力やば...今晩のオカズにするね(怖がってるヒョンを安心させようと思って...)」
『本音と建前...』
ナニカに満足したのか
スッと手を離したベッキョナ
BK「で、Aヒョンは何が怖いの?俺がヒョンの怖いものから守ってあげる!」
『ベッキョナ...実はね』
『今みたいに身体をベタベタ触ってくる人が増えてきて...それがちょっと、怖いなって』
BK「ギクッ」
『メンバーからはもちろんなんだけど、デビューしていろんな所で先輩の方々に会う機会も増えたでしょ?それに伴って触れられる回数も増えてきて...変な声でちゃうからイヤなのに、僕どうしても抑えきれないから...』しゅん
BK「そ、そっか〜!それは可愛そうだなぁ〜汗」
「...もしかしてみんな男?」
『女の人もいる...ボアヌナとか、少女時代のヌナ達もだし...』
BK「クッ!!!もうそんな所にまでお砂糖ボイスと涙目赤面で必死に耐えてるんだけど声を抑えれていない下半身にズキュンなAヒョンの情報が流出してしまってるなんて!...」ボソッ
『』
やめてくれ全部聴こえとんねん小声仕事しろ
好きでこの顔ちゃうし(カッコいいけど)
好きでこんな声出してるんとちゃうねん
てかトリップ前はこんなに敏感ちゃうかったわ
でも一安心やな
最初の意味深なフレーズは聞かれとらんみたい
このまま話突き通すしかないで
『ベッキョナ...ほんとに守ってくれるの?もう触らないって約束してくれる?』キラキラ
BK「ぁ...う、はい...汗」
『ベッキョナ大好き〜!』にこにこ
この後1日も経たずに泣きつきながら
お願い触らしてとかほざく仔犬が僕の前にいた
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yoshi8ee(プロフ) - 更新連絡楽しみにしていたので本当に嬉しかったです!これからも陰ながら応援してます! (2020年2月10日 10時) (レス) id: df52ff380a (このIDを非表示/違反報告)
Don(プロフ) - 続き読みたいです( ^∀^)気長に更新待ってます。 (2018年6月18日 16時) (レス) id: d53aa4ee48 (このIDを非表示/違反報告)
しろもふ - めっちゃ面白いです!次がもぉぉぉのすごく楽しみです!更新頑張ってください! (2018年5月8日 18時) (レス) id: 2938da4450 (このIDを非表示/違反報告)
れく猿(プロフ) - この作品とっても好きです。゚(゚^ω^゚)゚。めちゃくちゃ面白いししんどいです…!更新楽しみに待ってます! (2018年5月7日 2時) (レス) id: afd493a133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こざくらん | 作成日時:2018年5月6日 0時