第1話 ページ2
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「ヒョン、起きて...ねぇ」
体を揺らされ起こされようとしているわたし
誰やねん、起こさんといて...
フローリングって
冷たくて気持ちいいの分かるやろ？
いまめっちゃええとこやねん...
あれ、でも待って...確かわたし
トラックとコンビニのガラスに
サンドイッチされたんじゃ...
ちゃう、それもあるけどなんか大事なことが
他にもあった気がする
『...チキン食べとらんやんけー！！！！』ガバッ！
「うおっ...」
『はぁ〜？まじでチキン食べたかったのに！あれで1日嫌やったことも全部チャラや思ってたのに！！あーほんまムカつく、あの運転手のおっちゃんほんまにムカつく！どついたろか！！』
「ヒョン方言すご...何そんなに怒ってるの？」
『...は？てか何なん自分、さっきから。こっちはフローリングで気持ちよく寝てたのに...さ...あ...え？』
待って、わたし死んだんとちゃうかった？
てかここどこ？なんでわたし生きてんの？
んでこの目の前のイケメン誰？
ずっとわたしのことヒョンって呼んでるけど
ヒョンって何やねんわたしの名前？
いつの間に改名？
もう少しマシなのなかったんか？
くそ弱そうな名前やなヒョンって...
てか初対面で何なん？とか
ふっかけたわたしもしかして相当ヤバイやつ？
「え、ヒョンこそ何なの...笑」
「夢の中でチキン食べれなかったんでしょ？そんなに怒んなくても...俺も食べたいし、後で宅配頼むから機嫌直して？」
『...え、あ、うん...』
「ん、じゃあ練習の続きしよ」にこっ
『れん、しゅう...？』
笑顔が眩しいなおい
「はい、じゃあもっかいヒョンが左、俺が右に立ってる所からやるよ」
『え』
待て待て、ここって何なん？
なんの練習するところ？
鏡ばりの部屋を見渡すと目が合った男の子
うっわ何このひと...
手足は長いし顔は小さい
細いけどいい感じに筋肉はついてるし...
顔も少し幼さがあるけどくっそイケメン
驚いて見ていると向こうも驚いた顔
ん...？てかさっきから
わたしと左右逆の動きしてない？
またわたしと一緒に鏡に映るイケメン2号も
眉をひそめる
「ヒョンまだ寝ぼけてんの？はやく位置ついて」
『え？！わ、ちょっと...！』
全く動こうとしないわたしに
しびれを切らしたのか
イケメン1号がわたしを左側に引きずっていく
と同時に鏡に映るイケメン2号も引きずられてる
(ウソやろ...あのイケメン2号って...わたし？！)
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yoshi8ee(プロフ) - 更新連絡楽しみにしていたので本当に嬉しかったです！これからも陰ながら応援してます！ (2020年2月10日 10時) (
レス) id: df52ff380a (このIDを非表示/違反報告)
Don(プロフ) - 続き読みたいです( ＾∀＾)気長に更新待ってます。 (2018年6月18日 16時) (レス) id: d53aa4ee48 (このIDを非表示/違反報告)
しろもふ - めっちゃ面白いです！次がもぉぉぉのすごく楽しみです！更新頑張ってください！ (2018年5月8日 18時) (レス) id: 2938da4450 (このIDを非表示/違反報告)
れく猿(プロフ) - この作品とっても好きです｡ﾟ(ﾟ＾ω＾ﾟ)ﾟ。めちゃくちゃ面白いししんどいです…！更新楽しみに待ってます！ (2018年5月7日 2時) (レス) id: afd493a133 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こざくらん | 作成日時：2018年5月6日 0時
