【名探偵コナン】29(30)歳、そろそろバレそうです。【暗殺教室】

４ ページ37

渚 side

杉「そこまで俺ら弱そうに見えるんすか……？」

岡野「私たちだって1年間頑張ってきた」

矢「自分の身は自分で守れる……！」

磯「それでもダメなんですか」

思うことはみんな一緒だ
都先生も含めてE組。都先生だけがいない卒業アルバムなんて……
それに僕らはそんなに弱そうに見えるのだろうか
たくさんの困難も力を合わせて乗り越えてきた……！
昔より強くなってるはず

殺「都先生……」

都「君たちは強くなったと思うよ。」

茅「なら！」

都「でも君たちは私の守る対象の一般人だ。」

全て燃やし終わった都先生は少し悲しそうに笑う
その表情に心が痛む

都「皆のこと大切だから守りたいから。河野都がここ
にいた証を残してはいけない。本校者の卒業アルバ
ムにも私は写らない。ここの卒業アルバムにも写ら
ない。」

……本校者の卒業アルバムにも写ってないのか……

倉「で、でも……！」

烏「そこまでにしておけ」

『烏間先生……！』

烏間先生が止めに入る

烏「政府の中でも河野先生の存在を知っている人はご
く僅かだ。」

『政府の中でも……！？』

烏「あぁ限られた上の人物しか知らない」

都「そういうことなの……ごめんね」

殺「……どうしてもでしょうか……」

茅「お願い！1枚だけでもいいから！！」

『お願いします……！』

みんなが都先生に頭を下げる

イ「都、アンタここにいた事なかったことにする
の？」

ビッチ先生が都先生に言う

都「そうね。……河野都はここの終わりとともに殺す
よ。もちろん物理的にじゃなくてね」

殺「都先生、あなたは本当にそれでいいんですか」

都「仕方ないのよ。河野都は私が生み出した存在。
私が責任をもって殺してあげなくちゃ」

そんな……！！

悲しそうに笑う都先生は僕らのそんな表情が見えたのか一瞬俯いてから

都「…みんなの手元には残らない。これじゃダメ？」

みんなの手元には……？

都「私の所ではデータとして残しておくよ。律さんを
通してみんなが見れるようにする……それでもいい
なら」

都先生は諦めたように、でも少し嬉しそうに言う

「「「「やったー！！！！」」」」

殺「都先生、ありがとうございます」

烏「……いいのか？」

都「えぇ…律さんに私のパソコンの1部に入れるよう
設定します。……私も彼らとの思い出が無くなるの
は寂しいですしね」

殺「じゃあ！きがえ「それは無理です。残すのは集合写真だけで」えぇー！！？？」

５→←３

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す