京都府警のお人形警部 ２【名探偵コナン】

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コナン side

無事に犯人も捕まり米花町へ帰ってきて数日。

博士宅にて

『なぁ灰原。17年前にあった家族4人中3人が殺害された事件……何か知ってるか？』

灰｢17年前……？私もまだ小さかったから覚えてるわけないでしょ｣

だよな……
自分で調べようにも情報が少なすぎて調べれなかった。

『博士は何か知ってるか？』

博｢17年前の事件……4人中3人……クロユリ事件ことかね？｣

『クロユリ事件……？』

博｢そうじゃ。四人家族のうち3人が殺された有名な事件といえばそれじゃと思うが……｣

『灰原、それについて今調べてくれないか？』

灰原は文句を言いながら調べる


灰｢クロユリ事件……四人家族のうちたった当時12歳の娘を残して、全員殺害された。犯人はなんの手がかりもなく警察もお手上げのようね……。ちなみにクロユリ事件のクロユリは殺害現場にクロユリが置かれていたからだそうよ。この事件がどうかしたのかしら？｣


『……もしかしたらその事件で生き残った当時12際の娘って……桜木警部かもしれないんだ。』


灰｢桜木警部ってあの綺麗な人？｣

『あぁ』


俺は大阪であった服部の親父と桜木警部の会話のことを話した。

灰｢ふぅん……なんでそんなに突っかかってたか気になるわね｣

『あぁ。』

博｢17年前じゃと服部くんの親父さんももう警察なんじゃろ？｣

『その事件に関わっていた……とかだよな』

灰｢そうみたいね。ほら｣

灰原がパソコンの画面を見せてくる。


灰｢この会見はその事件後のものよ。真ん中の服部平蔵って｣

『服部の親父だな……』

会見では捜査を辞めることが話されていた。

灰｢この事件の被害者家族が桜木警部ならこの服部平蔵って人を嫌うのもわかるわね。｣

『あぁ。自分の家族を殺した人を捕まえれなかった警察、しかもこの感じだと服部の親父が指揮をとっていたようだしな。』





それから3日間後のことだった。

東京で殺害された人物の隣にクロユリが置かれていたのは。

そして東京だけではなく、翌日に長野、2日後に京都でも同じクロユリが置かれた殺害が行われた。

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