京都府警のお人形警部 ２【名探偵コナン】

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コナン side

梓さんの話を途中で遮ったのは安室さんだった。

安｢こんにちは！桜木さん！｣

梓｢いらっしゃい！｣

貴｢こんにちは｣

お店の前にやってきたのは桜木警部だった。
格好から見てお昼休憩か……？

貴｢どないしはったんです？お店の前で｣

歩｢大尉ちゃんの話してたの！！｣

貴｢大尉ちゃん？｣

光｢この猫のことです！｣

光彦が雑誌を桜木警部に見せる
桜木警部はそれを読んだあとなるほど……と呟いた

元｢てか、おばち『元太！失礼だろ！』あ、わりぃ！ねぇちゃん誰だ？｣

桜木警部をおばちゃん呼ばわりはダメだろ……

貴｢私は桜木A。警察官よ｣

歩｢お姉さんも警察官なの？すごーい！｣

梓｢普段は京都で働いてるんだって！今はたまたまこっちに来てるらしいの！｣

安｢今日はおひとりですか？｣

貴｢えぇ……僕達の名前も教えてくれへんかな？｣

歩｢私歩美！！｣

元｢俺は元太！｣

光｢僕は光彦です！｣

歩｢あともう1人哀ちゃんってことコナンくんと少年探偵団やってるの！！｣

ちょ、灰原のことは……！
って言っても伝わんねぇか……

『梓さん、それで大尉の飼い主は見つかったの？』

元｢あんな小さい写真で見つかんのかよ？｣

梓｢そう思うでしょー？ところがどっこい！｣

｢あのー、雑誌に載ってたポアロって店、ココっすか？｣

……誰だこの人……

｢記事に書いてあったスよね、夕方になると餌をねだりに来る野良猫がいるって。写真入りで｣

飼い主か……？

梓｢えぇ……｣

｢実はあれ！俺の猫なんスよ！半年ぐらい前からずっと探してて！｣

やっぱりな

梓｢え……？｣

その時に後ろからもう1人男がやってきて、そのチャラチャラした男の肩を掴む

｢おい！何を言ってるんだ君は！あれは間違いなくうちの飼い猫だよ！いい加減なこと言わんでくれ！｣

梓｢えぇ……？｣

元｢ずっげぇ……マジで飼い主きやがった……｣

光｢しかも2人も……｣

梓｢それがふたりじゃないのよ！｣

2人じゃない……？
安室さんが苦笑いしながら店の中を指さして

安｢実は店の中にもう1人……｣

え……？

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