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今思えば既に惹かれていたのかもしれない。
最初は私と同じように1人でいたのに、いつの間にか人気者になって。
私は人気者になりたいわけじゃなかった、でもきっとそれはソクジンも同じ。
ただ望まなくても、元々の人間性で好かれる彼が羨ましかったのだろう。
それに私からは話しかけないのに、いつも向こうから話しかけてくれる。人気者の彼が唯一自分から話しかける存在。そういう優越感に浸っていたのかもしれない。
まぁ現実的な理由はそんな特別なものではなく、彼に話しかけない女が私くらいしかいなかったのとただ席が隣で彼が人気者になる前から話していたからっていうだけなのだから私は全く可哀想である。
彼と話すことがめっきり減り、
更に季節の変わる頃には席替えもあり、ソクジンと席の離れた私はきっともう話せないのだろうと予感していた。
休憩時間になると遠くの彼の席からはワイワイと盛り上がっている声が聞こえるが、わざわざ私が席を離れる煩わしさがなくなり清々した。
ただ唯一の私の友人だった人がもう居ない。しかもただ居なくなったのではなく手の届かない存在になったということに若干の寂しさを感じていた。
私も、友達作ろうかな。
なんて考えていると
｢お前ほんとずっと外見てるのな。｣
｢えっ。｣
びっくりして振り返ると、ソクジン……ではなく。
｢えーと、ミンユンギさん…？｣
｢そ。Aさん…だっけ？今日から隣だから宜しく。｣
どうも。と頭を下げる私に目もくれず、次の授業の教科書の用意をする彼。
またしても窓際席だった私に、ソクジンのように話しかけてくれた人。
ミンユンギさん。
ぶっきらぼうな口調なのに、
ずっと前から私を見ていたかのような口ぶりに驚いた。
抜けるような薄く白い肌。運動神経が良くバスケが得意らしい。
彼もまた美男であったが、この口調に加え取り繕わない性格。
男友達は多いが、女友達は少ないそんな感じ。
きっと隠れファンは沢山いるんだろうけど。
結果からして、私とユンギはウマが合った。
お互いに内容のない会話をだらだら続ける時もあれば、そんな気分じゃない時は一切話さない。けど気まずさは無く、寧ろ気を遣わなくて良いので凄く楽だ。
仲良くなるうちに彼が作曲をしている事を知り、色々聞かせてもらったりもした。
面倒くさがりなのかと思いきや案外面倒見も良く、テスト前には世話になることも多々あった。
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アイアイ(プロフ) - メンヘラなイメージがなかったJIN君ですが、読んでみるとすぐにイメージ出来てこんなJIN君堪らない♡となりました笑これからも楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年4月8日 14時) (
レス) @page34 id: ef22ae402e (このIDを非表示/違反報告)
VAR.(プロフ) - Suzyさん» Suzy様 コメントありがとうございます！嫉妬深いジンさん良いですよね´`*これからもよろしくお願いします♪ (2022年1月13日 12時) (レス) id: b8358cad5d (このIDを非表示/違反報告)
Suzy(プロフ) - 独占欲···嫉妬深いジン君が見たくて、やって来ました。これからも楽しみにしています♫ (2022年1月11日 22時) (レス) id: f57ab1c531 (このIDを非表示/違反報告)
VAR.(プロフ) - Juriさん» Juri様 コメントありがとうございます！気に入ってもらえて嬉しいです(；；)ゆっくりペースですがちゃんと更新させて頂きますのでよろしくお願いします(´˘`＊) (2022年1月11日 13時) (レス) id: b8358cad5d (このIDを非表示/違反報告)
VAR.(プロフ) - みかんさん» みかん様 初めまして、コメントありがとうございます！星押してくださったんですね、嬉しいです(；；)どう続けていくかまだ未定ですが、良ければこれからもよろしくお願いします´`* (2022年1月11日 13時) (レス) id: b8358cad5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆ。 | 作成日時：2022年1月3日 4時
