あったかい ページ45
Aside
『あー寒い。まじで梅許さん。私がまた風邪ひいたらどうするのよ。』
冷たい手を擦って、ポケットに入れる。
『はやく帰ろ』
スタジオを出ようとすると、雨が降っていた。
『えー雨ー?どーしよ傘持ってきてないよ〜』
??「だーれだ」
正面から手で目を隠される。
『、、梅なにやってんの。正面からやるやつがあるかってw』
梅原「バレたか〜」
『いやバレるでしょw正面からだったらやるときに普通に顔見えてるよwwなに、迎え来てくれたの?』
梅原「うん。夜道危ないし、雨降りそうだったし」
『ありがと。てか傘1つしか持ってこなかったの?』
梅原「1つあれば十分でしょ。」
『そうだね。はやく帰ろ。』
梅が傘を開いて、私と梅のまんなかにさして、歩き始める。
『ねぇ、梅濡れてる。もっと傘そっちでいいよ。』
梅の手の上から傘を握って梅の方に寄せる。
梅原「そしたらAが濡れるから。てか手冷た」
傘を押し返されるけど、また梅の方に寄せようとしたら、めちゃくちゃ力を入れられて、仕方なく諦めた。
『手が冷たいのは貴方のせいですが?まじでラジオのとき寒かったんだからね!?』
梅原「ごめんってww」
しばらく歩いてたら、雨が止んだ。
『雨止んだね』
梅原「ん、ほんとだ」
梅が傘を閉じて、手を握ってくれる。
『手あったかいw』
梅原「ぬくぬくの家にいたからw」
『いーなーwはやくぬくい家に帰りたいよ』
梅原「俺もだよw外まじで寒い。」
『だよね、梅薄着すぎww』
梅原「部屋着のまま出て来ちゃったんだよw」
『wwwなにやってんのww』
手繋いで歩いてたら、またぽつぽつ雨が降り出した。
『あ、また雨』
梅原「いいじゃん。もうすぐそこだし、走ろ。」
『え、wまだもうちょいあるけど、、、』
梅原「、、傘さしたら、手繋げないでしょ、、、、、//」
そんなこと言うからびっくりして、隣を見るとちょっと赤くなってた。
『そうだね。手繋いでたほうがあったかいし。』
ふたりで濡れながら歩いて帰った。
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作者名:ゆめなき | 作成日時:2021年8月25日 16時