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そして百瀬が15歳になった2008年
ついに声優デビューを果たす。
『ONEPIECEのペローナの役のオーディションがあるから受けてみないかって事務所の方から言われて……大好きなONEPIECEの大好きなペローナだったんで、やらせてください!と』
オーディションを勝ち抜き見事ペローナの役と共に声優デビューになった百瀬は瞬く間に声優という仕事の虜になっていった。
その一方で百瀬は通信高校に通っていた。
相も変わらず同年代の人との関わりが苦手で選んだ進路だった。
2010年、17歳の百瀬は自身の今後を大きく変える出会いがあった。
そう、後の親友である声優・江口拓也との出会いだった。
TVアニメ「dystopia」にて初共演した2人は声優として年齢は違うものの同期であった。
『上手く話せない私に呆れることなく根気よく付き合ってくれて、笑わせてくれて……本当に感謝しかないです』
この江口との出会いによって百瀬は大きく変わったと当時を知る多くの業界関係者は言う。
それまではどこか自信の無さげな雰囲気をまとい1人でいることの多かった百瀬が人と関わるようになり同年代の友達も増えてきたという
『大学に通うのを決めたのもえぐちと出会ってからでしたね』
勉強と仕事を両立させ見事難関国立大学へと進学をした百瀬は、仕事をセーブして大学4年間を満喫した。
しかし全てが上手く行くわけではなかった。
2018年百瀬の父は交通事故でこの世を去った。
何時でも自信を誰よりも応援してくれた父の突然の死に百瀬は戸惑いを隠せなかった。
しかしそれだけではなかった。
百瀬はこの時期にもまたストーカーにあっていた。
幸いにも犯人は速やかに逮捕されたものの百瀬はストレスとショックから体重が1ヶ月で5キロも落ちたのだと言う。
そんな百瀬を救ったのは浅沼だった
浅沼「お父さんが亡くなられて、ストーカーにあって、見てられないぐらいに痩せちゃって……何とかしないと、1人にしたらダメだ、と思って僕の家に住まわせてましたね」
そうして始まった浅沼との二人暮し
そこに男女間の関係は一切無く、純粋な家族愛だけがあったのだと言う。
『半年ぐらいですかね、パパと一緒に住んでいて……ご飯食べさせてもらって、寝るまで手を繋いで貰って、本当の親子みたいに過ごしてました』
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澪(プロフ) - 輪廻@サブ垢なのだー!さん» ありがとうございます! (2021年5月2日 21時) (レス) id: 4a028a0d1e (このIDを非表示/違反報告)
輪廻@サブ垢なのだー!(プロフ) - 本当にいい作品でした…!! 途中目から汗がドバドバと、、、 (2021年4月28日 2時) (レス) id: a898904401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:澪 | 作成日時:2021年4月21日 15時