【da!】暴力メイドは今日も。 (ページ13)

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仕事中のメイドページ13

zm side

この前きたメイド、めっちゃ顔ええ思ったったけどあんな強いとは思っとらんかったわ…！

此れから楽しくなりそやな！

なんて考えながらダクトをのんびり歩く。

書類も珍しく終わっており、暇なのだ。

暇潰し出来ひんかな…なんて思い周りを見ると、目の前にあのメイドさんが居た。

どうやら、追加書類を誰かに持って行くっぽい。

付いて行こ！

メイドさんがスタスタと歩いて行き、着いた先はコネシマの部屋。

コンコンと二回ノックをして入って行く。

部屋のダクトから眺めていると、業務連絡をした後にすぐ出て行った。

つまんなくね？？なんて思考が頭をよぎり、その場を後にした。

no side

脅威がその場を離れてすぐのこと。

彼女が総統室に行こうと外の訓練場の見渡せる外廊下に行けば、バシャという音と冷えた感覚。

ああ、水か。なんて呑気に考えて、彼女は方向を変えた。

城内の廊下を濡らさないためには…と考え、思いついた方法をすぐに実践した。

幹部寮棟の壁のパイプを伝い、自身の部屋の窓から中に入る。

彼女の身体能力だからこそ出来る技である。

さて、と着替えることにした彼女はまずエプロンを脱いだ。ここである問題が発生する。

エプロンは２着あるが、一着は洗っているが故に今回のものが乾くまでエプロンが無い。

彼女はそれに抵抗が無い為別にいいかと考えた。

濡れた洋服をハンガーに通し、全て部屋に干した。

下着を着て、先ずスカートから履くことにした彼女はクローゼットを見て溜息をついた。

誰の悪戯か、部屋のスカートが全て無くなっており代わりにズボンが一枚。

急ぎだった為それを履き、上を着る。

少し男っぽい格好になってしまったが、いいか。

時間を考え、少し早めに行くために彼女はダクトを通って総統室まで急いだ。

彼女が急いで居た理由は、総統の呼び出しである。

果たして、その呼び出しとはなんなのか。

いつもとは違う彼女の服に、総統はどう反応するのか。