目指すはなんばーわん！

かんこく戦！ ページ28

迎えた韓国戦、今日の先発はダルさん…！

結果はヒット、うーん、やっぱりホームラン難しいな…
でも後の皆に帰して貰えるだろうし！
よし！走るぞ〜、目指せ佑京さん！！

周東「Aちゃん、俺見てないすか？」

山田「そりゃこっち向くことはあるやろ」

周東「いや、俺だけを見てる気がする」

山田「それは自意識過剰すぎん？あ、クシャミした」

周東「かわい〜俺が名前出したからかな」

山田「あかんわ、もう重症」

こんな会話がされてるとは知らず、3回裏で逆転できた。

四球で出塁した壮亮さんが怪我をしたっぽい、慌ただしくスタッフさんやコーチが動いていて心配ではあるが聞ける状況では無い。
あ、拓夢さん出てきた。

『そーすけさん大丈夫なんすか？』

中野「うーん、走塁は行くって、守備から交代っぽい」

ええ、それは大丈夫なのかなぁ…心配だ。


兎にも角にも私の番！

ボール、ボール……うーん、なんかコントロール…

ピッチャーが構える、なんか嫌な予感

『お！！あぶね〜〜』

嫌な予感的中！これデッドボールだよ〜
ま、私は動体視力がとても良いので避けれたんですけどね！なんて1人でドヤってるとザワつく球場とベンチ。

華麗に避けたよ〜のアピールでベンチに向かってウインクをかましてみる。

あ、静かになった。

よし、気を取り直して…

実況「一宮！ホームラン！！！
あわやデッドボールというところからの1発！」
解説「笑顔で駆け抜けてますね〜」
実況「これは、所謂わんちゃんスマイルってやつでしょうか」

よっしゃー！代表としてやっとホームラン打てた！やった！

たっちゃんのペッパーミルパフォーマンスもしながら、翔平さんとハイタッチ！

『やりました！！』

大谷「さすが！ナイス！」

ベンチでももみくちゃにされて髪の毛ぐちゃぐちゃだけど、これは幸せの証拠なのでヨシ！

山田「髪の毛ぐちゃぐちゃやん笑」

そう言って笑いながらも優しく直してくれる哲人さん。

『ひひ、あざす！』

周東「てか、ホームランの前危なかったよね、大丈夫？」

『全然避けたんで大丈夫すよ！』

山田「あれ避けれて良かったわ、まじで
当たってたらベンチどうなってたか…｣

周東「動体視力良いもんね」

『はい！』

山田「なんで佑京が得意げやねん」

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