流星群2 ページ13
案内されてぶるーくと一緒に観測場所に到着した｡
「人…少ない｡」
Br「ここ､結構星が綺麗なんだよね｡でも､他の観測しに来た人は別の場所に行ってくる人が多いみたい｡」
いわゆる秘境とかいうやつだろうか｡
ランタンの灯りを中央に置いて夜空を見上げる｡
肌寒いけど､その分美しい星空が見れる冬が私は好きだ｡
その瞬間､星が輝く夜空にシュッと一筋の光が通り過ぎる瞬間を私は見逃さなかった｡
「あ｡流れ星」
そう呟くと同時に無数の光が夜空を通り過ぎる｡
これがぶるーくが言っていた流星群なのだろう｡
「凄い……！」
Br「本当だ〜｡あ､なんか願い事しなきゃ！」
そう言って両手を合わせて何かを願う姿がどこか可愛くてつい笑みが溢れる｡
私は願い事が叶う…なんてこと信じてなんかいないけど､なんかその場の流れで同じ動作をする｡
もし､本当に叶うのなら､彼と付き合いたい｡
まぁ､星が願いを叶えてくれるなんて信じてなんかいないけど｡
Br「ねぇねぇ､えむちゃんは何お願いした〜？」
「…ぶるーくは？」
言えない､彼と付き合いたいって願ったなんて｡
Br「僕？僕はやっぱり､えむちゃんと付き合いたい…かな〜」
「ふぇ…？」
なんか情け無い声が出た気がする｡
ってよりもさっきの発言は？本当？幻聴？
「わ…私…もって言ったら？」
嬉しいような､恥ずかしいような…居た堪れない気持ちは､こんな気持ちのことを言うのだろうか？
Br「本当？なら…僕と､付き合ってください！」
「もちろん｡断る理由なんて､ありませんよ｡」
私達の恋が結ばれたことを祝うように､流星群は一層数を増したように思えた｡
普段は流れ星が消える前にに願い事を唱えると願いが叶うなんてこと､一切信じてなんかいなかったけど､今回だけは信じても良さそうだ｡
だって､私達の願いが叶う瞬間をこの目で見たのだから｡
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千明(プロフ) - 優風さん» ありがとうございます！！早速､観させて頂きますね〜 (2023年4月2日 23時) (
レス) id: ed50f405c8 (このIDを非表示/違反報告)
優風(プロフ) - まだ全員かけてませんが、宇治くん、Rokiくん、はるちゃん、描きました！https://uranai.nosv.org/u.php/novel/miumpon1006/←このURLに飛んでください！ (2023年4月2日 22時) (レス) id: ad93be62fc (このIDを非表示/違反報告)
千明(プロフ) - 優風さん» こだわった話ランキングに絶対入る話ですね〜｡頑張ってください！！ (2023年4月2日 13時) (レス) id: 9930d418d1 (このIDを非表示/違反報告)
優風(プロフ) - 千明さん» あ〜確かに分かりやすかったですね！ (2023年4月2日 13時) (レス) id: ad93be62fc (このIDを非表示/違反報告)
千明(プロフ) - 優風さん» お！色々散りばめてますよ〜｡特にわかりやすいのは「プロポーズ（笑）」と「幼少期」ですね〜｡ (2023年4月2日 13時) (レス) id: 9930d418d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：千明 | 作成日時：2023年2月3日 22時
