28話 ページ30
----------------翌日----------------
宿を出とウラルがいた。
しかも旅支度を済ませているっぽい。
ウラル「僕も着いていきたい。」
唐突にそう言ってきた。
勿論私は大歓迎。
シュウ「え…えぇ〜…まじ?タヒぬかもしれねーぞ?」
何やらシュウは乗り気じゃないらしいが…
そこでふとウラルの口から
ウラル「シュウとレイ…もとい変数Sと変数Xを効率的に調べるのに最適。」
って言葉が飛び出てきた。
うん、やっぱりさっきの言葉は前言撤回。
ウラルを連れてくのは少し難がありそう…。
だけど真剣に訴えている赤色の瞳に私達全員が折れて
スカイ「…まぁ、いいでしょう…」
シュウ「だな…。」
ってことでまぁ一応仲間になった。
ある程度の警戒はしておくけど…。
----------------旅路の途中で----------------
ウラル「そうだ…東に向かってるのって理由でも?」
ふとウラルがそう尋ねてきた。
スカイ&レイ「無いよ。適当に東に向かって進んでる。」
その回答に対して大きくため息をついては
ウラル「効率的じゃない。もう少しまともな理由を考えた方が効率的で楽。」
と呆れた様に言ってきた。
う…ウラル君、痛い所を真顔で突いて来るのは本当やめて…
するとそこに助け舟が現れた。
シュウ「ならさ、ここから東に行った街にルルが居る。ルルなら何か知ってるだろうし、ボクの住んでいた街を第1の目標地点にすれば良いと思う!」
助け舟になったのはシュウだった。
するとウラルは
ウラル「効率的だね…えっ…と、ルル…ってことは…あのドルミール?」
案の定食いついてきた。
シュウ「え?そうだが…何か問題でも?」
ウラル「…変数S…
そして混乱状態に陥るウラル。
確かにルルは色々と変わってる気がする。
だけど本当にルルさんは何者なのだろう…。
あとウラルも。
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作者名:千明 | 作成日時:2022年8月25日 14時