27話 ページ29
----------------宿の中で----------------
シュウ「久々にベッドで寝るわ〜」
シュウはイスに腰掛けながらそう言っては大きく伸びをして足を少しバタバタとする｡
スカイ「確かに､久しぶりかも｡ってか､シュウは旅をしていたし､あそこでもテントだったしね〜｡」
シュウ「おう｡だから普段は寝袋生活だった｡」
そんな風に笑いあって､ご飯を食べてお風呂に行く｡
どうやらここには温泉があるらしいから3人で入ることにした｡
----------------温泉にて----------------
「温泉…暖かい…」
スカイ「癒されるわぁ」
シュウ「やばい…出たくねぇわコレ」
温泉の中で女子3人､のんびりとしている｡
どうやらシュウはちゃんと女の子だったっぽい｡
というよりもコレでシュウ男の子説は完全に消えた｡
女の子じゃなきゃ男湯にいるし､女子で確定だ｡
するとそこで
シュウ「なぁなぁ､あのウラルってヤツ？なんでこんなにボクとレイに着いて来るんだ？変数Sも変数Xも意味わかんねーし」
スカイ「さぁ？」
と少しウラルの話題になり…
「まぁ､今は温泉でのんびりしよ｡」
ってことで今はウラルのことは忘れて温泉を堪能｡
シュウ「……｡」←謎の無言の圧
のんびりとしている中で私にシュウの視線が注がれる
「な､何々！？私見たって何も無いよ？」
慌ててそう尋ねてみると
シュウ「なんでオマエはこんなに“ある“んだよこの野郎！」
何故かシュウがキレてタオル投げつけてきた｡
「ふべっ！え…な､何が“ある“のよ！？」
スカイ「そーなのよね……レイ…案外大きいものね…」
そうやって温泉を堪能して部屋に戻ってきた｡
----------------部屋にて----------------
部屋に戻るとスカイが
スカイ「見せたいものがあるの」
と言って青色の斧を持ってきた｡
なんか聖剣と似た雰囲気を感じる｡
シュウ「えっと…え？なんか前ルルが持ってきたヤツじゃね？」
え？コレもルルさん持ってきたの？
ルルさん本当何者？
と思っていると
スカイ「私も…選ばれちゃいましたっ！レイとお揃い」
え？
まじ？
驚いた｡
まさかスカイも選ばれていたとは…｡
スカイ「コレはね､青龍の斧って呼ばれる水を操れる斧｡お金はルルさんに払ってってタダで貰っちゃった」
この様子からルルさんはここの近くにいそうだ｡
その後､
3人で話して笑いあってから寝て､明日には出発することにした｡
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作者名：千明 | 作成日時：2022年8月25日 14時
