18話 ページ20
外と繋がった穴を見て驚いていると
シュウ「い…急ぐぞ…!」
目の白い部分が黒くなっていて、赤い目のシュウはふらふらとしていて、立ってるのがやっとってレベルだった。
私はシュウの手を引っ張って外に出る。
背後を見ると警備員が追ってきていることに驚いた。
するとスカイは
スカイ「こうなったら……任せなさい!レイはシュウを支えててっ!」
と言ってスカイは斧を振り回す。
すると辺りが火が舞い上がった。
え…
えっ!?
と混乱していてるとスカイは
スカイ「逃げるわよ!火で燃えたら元も子もないから!」
と言って走り出す。
シュウは赤い目で息を切らせて、今にも気絶しそうだったのでおぶって例のキャンプ地みたいな場所に戻ってきた。
そして私は気絶したシュウをハンモックに寝かす。
それから暫くしてシュウは目を覚ました。
シュウ「…んうぅ……ここは?確かボク…
まだ動けるって訳じゃないけど、色々と混乱している様子なのは一目でわかる。
スカイ「思いっきり壁にパンチを入れてぐったりしてたの。しかも壁を破壊してたし。」
そのままのことをスカイは伝える。
シュウ「まじか…悪い…確かに…ボクの保有魔力量は常人の平均よりも遥かに多いことは……分かってる…でも、マジで今回は…やらかした。
驚いては少し項垂れて「心配…かけて悪いな…レイ」と苦笑いする
「そんなことないよ!シュウのアレなければ多分私達檻の中だし!シュウ居なければ多分作戦成功しなかったし…ね?」
慌てて弁解をする。
今回の作戦はシュウのものを元にしている。
この作戦にはシュウが必要不可欠な存在だったのだ。
さっきの様子からして多分まだしっかり話すには時間がかかりそうだ。
だから私は少し待ってから伝えたいことを話すことにした。
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作者名:千明 | 作成日時:2022年8月25日 14時