依々恋々 (ページ41)

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武道side

オレは今エマちゃんのお葬式にヒナと来ていた

エマちゃんの葬式でもマイキー君は毅然としていた

万次郎｢この度は妹、エマの━━､､､｣

そしてそこには髪の毛を下ろしたドラケン君がいた

マイキー君とお爺さんの前に正座をして
話し始めた

堅｢エマさんを好きでした｣

武道｢！！｣

ドラケン君は土下座をした

堅｢申し訳ありません、彼女を守れなかった｣

オレは目から涙をこぼした

爺｢そうか､､､オマエも好いとったか､､､
アイツも浮かばれる｣

お爺さんはドラケン君を、みんなを責めなかった

堅｢ぐっ､､､う“ぅっ､､､ぐふっ､､､｣

ドラケン君の涙を流す嗚咽を聞いてみんなも涙を流した

スパン！

障子がいきなり開いた

｢辛気臭いなぁ､､､｣

女性の声が聞こえた

武道｢え？｣

そこにはスーツを着こなし髪の毛が白くショートの男､､､？の人がいた、
男と、思っただろうがその顔に見覚えがあった

武道｢､､､伊吹さん、？」

格好が黒川イザナにとても似ていた
いや、寄せているのだろう
耳にもイザナの髪飾りをつけていた

伊吹『やっぱり誰もイザナのこと気に留めてねぇかぁ』

体を見るとちゃんと女性だった

エマちゃんのお葬式に来たのは誰でもわかった
彼女が黒いスーツを着ていたから