天使のような君 (ページ4)

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これ、、、いつ外に出ればいいんだろう？

しばらくすると、人の声がほとんど聞こえなくなったから、

おそらく近く人はいないんだけど、、

悪いことをしてしまっていることが本当に悲しい

焦りと、不安と、腹痛でもう心はボロボロだ

なんだか頭も痛くなってきて、

カバンの中のポーチから痛み止めの薬を探したけど、、、

あれ、、入っていない。

そういえばお昼に飲んだもので最後だったのかな、、、

とことんついていない。

立つのもしんどくて、その場にしゃがみ込んだ

頭は痛いし、お腹も痛いし、

こんな状況になってしまっている自分の情けなさにも耐えられなくて、自然と涙が出てきた

私ほんと何してんだろう、、、

もう、隣の部屋に人の気配はない、、、

みんなは帰ったと思う

もしここから出た時にスタッフと遭遇してしまったら、、、

私はどうなっちゃうのかな

でも、もし見つかったら正直に話すしかないよね

もうどうなっても仕方ない

そろそろ出よう

立ち上がろうとした時、唐突に扉が開いて、

しゃがみこんでいた私の目線の先に誰かの靴が見えた

、、、、、、やばい、終わった

顔を見るのが怖くて、

勢いよく頭を下げながら立ち上がった

「すみません！道に迷ってしまって」

パッと顔を上げると

そこには、、、

目をまん丸にして大きく見開いている

私の、、、

大好きな、、、、

マークがいた。