天使のような君 (ページ14)

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「失礼します。」

隣の楽屋に入ると、鏡の前に座っている2人が目に入った。

2人で何やら楽しそうに話しているジョンウとジェヒョン。

やばい手震えちゃうよ、、

ジョンウだけかと思ったのに隣にジェヒョンいるし。

もう心を無にするしかない。

メイク道具を持ってジョンウの元に向かった。

「失礼します」

、、、、

やばい、気まずい。

テヨンは携帯を触りながらだったり、話をしてくれたおかげで少しだけ心が楽になってたけど、、

ジョンウは携帯触らないし、全然話さないし、

なんなら鏡越しにすごくこっちを見ている気がする

なんだろ？

あ、、、もしかして、

私、今日初めてなのに、挨拶していないからか。

「すみません、挨拶遅れました。

今日から〇〇さんの代わりに入ることになりました。よろしくお願いします。」

ジョンウ「あ！そうなんですね！

よろしくお願いします」

にこにこしてるジョンウに見つめられて心臓飛び出るかと思った

挨拶をした後もジョンウは鏡越しに私をじっと見ているし、何か言いたそうにそわそわしている

、、、なんだろ？

「あの、、なにか、、？」

ジョンウ「あっ、、あの、もしかしてどこかで会ったことありますか？」

「え？」

ジョンウがそう言った瞬間に、隣にいたジェヒョンも携帯から目を離して私を見た

「ないです」

本当にない、だって、ライブに行ったことはあるけどそれは会ったに入らないし、

マークと話したことはあるけど、マークだけだし、、、。

ジョンウ「すみません。なんか見覚えあって、、」

申し訳なさそうに、ペコペコとしているジョンウ

「い、いや！そんな！どこにでもいるような顔なんで」

ジョンウ「違う！笑

そんなつもりで言ったんじゃないです笑」

笑ってくれたおかげでちょっと緊張が解けた

本当に会ったことないんだけど、誰と勘違いしてるのかな

「終わりました！」

ジョンウ「ありがとうございます」

『ジョンウさん、衣装合わせるのでBの楽屋来てください』

スタッフさんに呼ばれて、ジョンウが楽屋を出た