犬「すごいね」 ページ6
あ「ところでお2人はもう付き合ってるのですか！？」
目をキラキラと輝かせ私と距離を埋めるA
表情筋が吊りそうな私なぞ気にも留めない
栗「ふざけっ……！！」
あ「だって美麗姉さんは荒船さんの事が大好きですもんね！」
犬飼がニヤニヤと笑っていた
荒船は特に告げ口する事なくコーラを飲みながら横目でこちらを見ている
栗「何バカな事言ってんのよ」
あ「だって美麗姉さん！！3年前も今も！荒船さんの事ばっかり見てますかr」
ドシュッ、と
今度こそ、私はAの脳天目掛けて手刀を振り下ろした
.
.
.
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栗「そんで？アンタは何でここにいんの？」
本部基地のラウンジにて
昼ご飯がてらAの話を聞くことにした
ちなみに暇人2人も連れて
あ「そりゃあ本部の要請が掛かったからですよ！人気者は辛いです」
向かいに座るAがオムライスを頬張りながら幸せそうな顔をする
多分今コイツの頭の中「オムライス美味しすぎる〜」とかしか思ってない
荒「留学はどうしたんだよ。オマエ、その為にボーダーを辞めたんだろ」
隣に座る荒船が私の心を代弁するかのように口を開く
犬「留学？凄いね」
あ「楽しかったですよ！」
Aはおよそ2年前
B級に昇格して間もなくして外国へ留学しに行った
そこでボーダーも辞め、家族から離れて外国に旅立ったはずが
あ「でも、辞めてはいません、一時解雇です。だから私は留学を終えて、この三門市に戻ってきたのですよ」
そんなにしてまでボーダーを続ける必要がどこにあるのだろうか
栗「止めはしないけど、別に無理にやらなくていいのよ」
あ「無理やり、ではありません」
心を持った強い声
思わず顔を上げれば、先ほどの表情と異なるAがいた
あ「私は私の意思でボーダー再入隊を望んでいます」
口元は孤を描いているのに、真剣さが伝わる不思議な表情
あ「恩返しの為に」
それが何を表すか知っているから、私は小さく息を吐く
栗「……好きにしなさい」
ボソリと呟き、スパゲッティを口に運ぶ
………すると、
「先輩方〜お疲れ様です〜…って、アレ？｣
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匿名 - 続きを全裸待機 (2020年12月26日 23時) (
レス) id: 92da2ec8b0 (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» ｱｯ…！すみません…！誤字です…！作品です………お恥ずかしい………。これからもよろしくお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» meさん初めまして…！前作からご愛読くださった上に、このようにコメントをしてくださって、とっても光栄です…！本当にありがとうございます；；実は近々作品名を更新しようと思い、今準備してる段階ですのでmeさんの言葉は励みになりました！これからもお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - るーぴすさん初めまして！美麗姉さんの方から読ませてもらってます！もう本当にこのシリーズ大好きすぎて...。ぜひ続きを読みたいです！これからも頑張って下さい！！ (2020年11月27日 17時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - syo_taさん» しょーたさん初めまして！どぅわぁぁ！！ありがとうございます！！前回の小説から見てくれててる方がまたこの作品を読んでくれて、とっても嬉しいです！！待っててくださり、本当に有り難いです。これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 5d04ad1559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーぴす | 作成日時：2016年7月19日 19時
