村｢これからもっと｣ ページ47
北｢鋼くん、Aちゃんと仲良しだよね〜。｣
村｢色々美麗が取り持ってくれたからな。｣
影｢あんな変人とよく上手くやれるぜ。｣
当｢なーに贅沢言ってんだよ、オマエも慕われてるじゃん。｣
影｢だから変人なんだよ。｣
舌打ちを打つカゲは相変わらずで、自然と笑顔が零れた。
穂｢でもすごいな、鋼と何度もやりあえるなんて。｣
犬｢Aちゃん、そんなに強いの？｣
村｢あぁ。｣
ランク戦を映し出す大画面と、ようやく皆真剣に向き合っている。
横目で視線を合わせてくる犬飼の言葉を、躊躇わずに肯定した。
村｢強いよ、あれでブランクがあったんだから恐ろしい。｣
それに、と言葉を付け加える前に、観覧室が盛り上がった。
エキシビションに映し出される、Aのポイントが2点上がる。
それが意味するのは、瞬く間に2人を緊急脱出させた事だ。
実況も大盛り上がり、観客は騒然。
解説席のボーダー隊員が感嘆の声をもらすのを聞きながら、オレは口角を上げる。
村｢…それに、これからもっと強くなる。｣
画面上のAは、レイガストを構え直しながら、楽しそうに笑った。
.
.
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？side
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クソっ…！また崩れた！
耳元に聞こえたランク戦の最新情報に、奥歯を噛み締める。
今日は新しくランク戦に加わった栗峰隊を混じえた四つ巴。
情報が全くない栗峰隊は危険だから用心しろ。見つけてもしばらくは近づくな、というのが、隊長の命だったが、そう上手くはいかない。
まず初めに、茶野と間宮が落とされた。
次は、連携をとろうとしていた間宮隊の残り2人を落とす。
極めつけに、隊長と月見まで…！
全部、全部あの攻撃手の得点になった。
栗峰隊攻撃手、春咲A。
一体どうやったら、あんな化け物が隠されていたんだ…！
いくら美麗さんの知り合いとはいえ、まさかあんな強さを持ってるなんて…！
｢うちの子がさっさと片付けちゃって悪いわね。｣
聞き覚えのある声が聞こえた。
声がしたのは、上だ。
慌てて顔を上げて、思わず息を呑む。
｢美麗さん…！｣
｢こんばんは、秀高。顔を合わせるのは久しぶりかしら。｣
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匿名 - 続きを全裸待機 (2020年12月26日 23時) (
レス) id: 92da2ec8b0 (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» ｱｯ…！すみません…！誤字です…！作品です………お恥ずかしい………。これからもよろしくお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - meさん» meさん初めまして…！前作からご愛読くださった上に、このようにコメントをしてくださって、とっても光栄です…！本当にありがとうございます；；実は近々作品名を更新しようと思い、今準備してる段階ですのでmeさんの言葉は励みになりました！これからもお願いします！ (2020年11月29日 23時) (レス) id: 2aa79f3aec (このIDを非表示/違反報告)
me(プロフ) - るーぴすさん初めまして！美麗姉さんの方から読ませてもらってます！もう本当にこのシリーズ大好きすぎて...。ぜひ続きを読みたいです！これからも頑張って下さい！！ (2020年11月27日 17時) (レス) id: 47178bfabc (このIDを非表示/違反報告)
るーぴす(プロフ) - syo_taさん» しょーたさん初めまして！どぅわぁぁ！！ありがとうございます！！前回の小説から見てくれててる方がまたこの作品を読んでくれて、とっても嬉しいです！！待っててくださり、本当に有り難いです。これからもよろしくお願いします！！ (2019年6月29日 21時) (レス) id: 5d04ad1559 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るーぴす | 作成日時：2016年7月19日 19時
